特許
J-GLOBAL ID:200903008696019971

騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011790
公開番号(公開出願番号):特開平6-222779
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明はキャンセル音で相殺された残留音をディジタル化する際の小さい信号レベルの分解能向上を図ることを目的とする。【構成】 残留音を捕捉して誤差信号を形成し、誤差信号をディジタル信号に変換し、参照信号を制御してキャンセル信号を形成するため誤差信号及び参照信号により適応型フィルタのフィルタ係数を変更し、主としてキャンセル音の空間伝達特性の模擬特性に基づき係数変更に使用する参照信号を補正する騒音制御装置に、マイクロフォンからの誤差信号のレベルを検出する誤差信号レベル検出器13と、A/D変換器の入力段に設けられ、検出誤差信号のレベルが小さくなるにつれて誤差信号のレベルを大きくするようにゲインを調整する第1のゲイン調整部14と、誤差信号の調整によりフィルタ係数が影響を受けないようにするため参照信号のレベルを調整する第2のゲイン調整部15を設ける。
請求項(抜粋):
騒音にこれと逆相等音圧のキャンセル音を重畳した結果の残留音を捕捉して誤差信号を形成するマイクロフォン(1)と、前記誤差信号をディジタル信号に変換するA/D変換器(4)と、参照信号を制御してキャンセル信号を形成するための適応型フィルタ(6)と、前記誤差信号及び前記参照信号に基づき前記適応型フィルタ(6)のフィルタ係数を変更する係数変更部(11)と、主としてキャンセル音の空間伝達特性の模擬特性に基づき前記フィルタ係数の変更に使用する参照信号を補正する伝達特性模擬部(12)を有する騒音制御装置であって、マイクロフォン(1)からの誤差信号のレベルを検出する誤差信号レベル検出器(13)と、前記A/D変換器(4)の入力段に設けられ、前記誤差信号レベル検出器(13)により検出された誤差信号のレベルが小さくなるにつれて誤差信号のレベルを大きくするようにゲインを調整する第1のゲイン調整部(14)と、前記誤差信号の調整により前記係数変更部(11)で形成されるフィルタ係数が影響を受けないようにするため、前記伝達特性模擬部(12)の後段に設けられ、前記第1のゲイン調整部(14)と連動して参照信号のレベルを調整する第2のゲイン調整部(15)とを備えることを特徴とする騒音制御装置。
IPC (6件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00

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