特許
J-GLOBAL ID:200903008706432813

構造物の測量方法及び測量システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-085829
公開番号(公開出願番号):特開2007-263606
出願日: 2006年03月27日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】トンネルなどの構造物の表面上の測量対象点を見通せる任意の位置から、測量器を移動させることなく、この構造物の所望の横断面上の測量対象点の位置を測量することが可能な測量方法及び測量システムを提供する。【解決手段】測量方法100は、トンネル内部に測量器を設置する測量器設置工程110と、測量器により第1の点の座標を測量する測量工程120と、第1の点から第2の点の座標を計算する第1計算工程130と、第2の点から第3の点の座標を計算する第2計算工程140と、第3の点から視準点と第3の点との距離を計算し、この距離が所定の近似条件を満たすか否かを判定する判定工程150とを備え、近似条件を満たせば第3の点の座標を測量対象点の座標とし、近似条件を満たさなければ、これら110〜150の工程を繰り返す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の基準軸に直交する各横断面における設計断面形状が既知の構造物について、前記基準軸上の所与の位置を通り前記所定の基準軸に直交する横断面(以下、対象横断断面という)内での、前記基準軸から見て所与の方向における表面上の点を測量対象点としてその座標を測量する測量方法であって、 前記測量対象点を見通せる適宜な点を基準点として、この基準点に、視準点に向かう方向に位置する対象物表面上の点の座標を測量可能な測量器を設置する測量器設置工程と、 前記測量器により、前記対象横断面内での、前記基準軸から見て前記所与の方向における前記設計断面形状上の点を視準点として、前記基準点と前記視準点とを結ぶ直線が前記構造物の表面と交わる第1の点の座標を測量する測量工程と、 前記第1の点の座標に基づいて、前記視準点を前記対象横断面内にて更新する視準点更新工程と、 前記更新前の視準点と前記更新後の視準点との距離を計算し、この距離が所定の近似条件を満たすか否かを判定する判定工程とを備え、 前記所定の近似条件を満たせば、前記更新後の視準点の座標を前記測量対象点の座標とし、前記所定の近似条件を満たさなければ、前記更新後の視準点を用いて、前記測量工程、前記視準点更新工程、及び判定工程を繰り返すことを特徴とする構造物の測量方法。
IPC (2件):
G01C 7/06 ,  G01C 15/00
FI (3件):
G01C7/06 ,  G01C15/00 104A ,  G01C15/00 103A
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る