特許

J-GLOBAL ID：200903008708407034

マルチリンク式懸架装置

発明者： 水元 公成 ,  中島 清志
出願人/特許権者： 本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 落合 健 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-331598
公開番号（公開出願番号）：特開平7-186649
出願日： 1993年12月27日
公開日（公表日）： 1995年07月25日
要約：

【要約】【目的】 懸架装置に高いキャスタ剛性及び高い前後コンプライアンスを持たせる。【構成】 後輪Wの車軸Aを支持するナックルNを、車軸A上部でアッパーアームUP及びリーディングアームLEを介して車体に連結するとともに、車軸A下部でロアアームLO及びトレーリングアームTRを介して車体に連結し、更に車軸A後部でコントロールアームCOを介して車体に連結する。リーディングアームLEの両端のゴムブッシュジョイント8,9は、引張方向には硬く、圧縮方向には柔らかい特性を持ち、制動に伴ってモーメントMが入力した時にナックルNの回動を防止して高いキャスタ剛性を確保し((A)参照)、また路面の凹凸等により前後力Fが入力した時にナックルNの車体後方への移動を許容して高い前後コンプライアンスを確保する((B)参照)。

請求項（抜粋）：

車輪(W)を回転自在に支持する車軸(A)を備えたナックル(N)と、車体(B)側の支持点から車体後方に延びて車軸(A)の下方でナックル(N)に連結されるトレーリングアーム(TR)と、車体(B)側の支持点から車体前方に延びて車軸(A)の上方でナックル(N)に連結されるリーディングアーム(LE)と、車体(B)側の支持点から車体幅方向に延びてナックル(N)に連結されるラテラルアーム(UP,LO,CO)と、ナックル(N)の上下動を緩衝するダンパー(D)と、を備えたマルチリンク式懸架装置において、リーディングアーム(LE)とナックル(N)との連結部及びリーディングアーム(LE)と車体(B)との連結部の少なくとも一方に介在する弾性ブッシュ(22,27)が、引張方向には高く且つ圧縮方向には低い弾性率を持つことを特徴とする、マルチリンク式懸架装置。

IPC (2件)：

B60G 3/20 ,  B60G 7/02

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-090910
  
• 特開平3-099914
  
• 特開平4-090910
  
• 特開平3-099914