特許
J-GLOBAL ID:200903008719292000

部分放電検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-186802
公開番号(公開出願番号):特開平5-011007
出願日: 1991年07月01日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 電気機器における部分放電を検出するための絶縁取り付け部を少なくできると共に、信号の伝送が一系列の信号線で構成される安価な部分放電検出装置を得る。【構成】 絶縁取り付け部と非絶縁取り付け部に部分放電を検出する検出器34を設け、それぞれの検出器34の出力信号を結合器5で直列に接続し、波形整形器6に一系列の信号線で伝送し、波形整形器6の出力パターン識別器7で識別するように構成した。【効果】 絶縁取り付け部が少なくてよく、また、異常位置標定区間の高電圧の導体の一部が切り放されても異常位置が評定でき、さらに、一系列の信号伝送路と1チャンネルの入力で異常位置標定ができる。
請求項(抜粋):
内部に高電圧導体と絶縁を保持する絶縁物が内蔵された金属容器が、絶縁物を挟んで電気的に絶縁されて連結される部分と、絶縁物を挟んで絶縁されずに連結される部分からなる複数の区分に分割された電気機器において、上記区分箇所両側の金属容器の電位差を検出する検出器を、少なくとも1箇所の絶縁物を挟んで電気的に絶縁されて連結される区分箇所と、複数の絶縁物を挟んで絶縁されずに連結される区分箇所とにそれぞれ設け、上記金属容器の電位差を検出する検出器の出力を時系列で加算する結合器と、その加算信号をパルス列に変換する波形整形器と、そのパルス列のパターンを識別するパターン識別器とを備えたことを特徴とする部分放電検出装置。

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