特許
J-GLOBAL ID:200903008724080258

ストロボ内蔵カメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-214706
公開番号(公開出願番号):特開平9-061899
出願日: 1995年08月23日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 従来のストロボ内蔵カメラではストロボ光を天井等にバウンスさせて撮影することはできなかった。本発明はストロボ光直射撮影とストロボ光バウンス撮影とが可能なストロボ内蔵カメラを提供する。【解決手段】本発明のカメラでは、バウンス撮影を行う時には2枚の反射板4c及び6と頂面フレネル板4aとがばね9の力によりカメラ内からポップアップし、同時に発光管7aと反射笠7bとを有する発光ユニット7が支持軸7cを中心として通常位置から時計方向に回転して光出射方向を上向きに変換する。その際、ポップアップフレーム4と一体の側板5に形成されているカム溝5a及び5bに係合しているピン7d及び6bにより発光ユニット7と反射板6の姿勢変換が図示のように行われる。バウンス撮影時には前面側のフレネル板8は該フレーム4の遮蔽部4bで遮蔽される。
請求項(抜粋):
ストロボ装置を内蔵したストロボ内蔵カメラにおいて、キセノン放電管等の発光管及び反射笠を有した発光ユニットの光出射方向を該カメラの光軸とほぼ平行に該カメラの前方側へ向けさせる第一状態と該発光ユニットの光出射方向を該光軸とは平行でない方向へ向けさせる第二状態とに該発光ユニットの光出射方向を変化させる発光ユニット光出射方向変換手段と、該発光ユニットの光出射方向が該第一状態に保持されている時には該発光ユニットの頂部側を遮蔽し、該発光ユニットの光出射方向が該第二状態に変化された時には該カメラの前面側に移動するとともに該発光ユニットの光出射方向とほぼ平行に該カメラの外側へ移動する第一の可動反射板と、該発光ユニットの光出射方向が該第一状態に保持されている時には該発光ユニットの後方位置に配置され、該発光ユニットの光出射方向が該第二状態に変化した時には該発光ユニットの光出射方向とほぼ平行に該カメラの外側へ移動して該第一の可動反射板とともに該発光ユニットの出射光のための光通路を構成する第二の可動反射板と、該発光ユニットの光出射方向が該第一状態に保持されている時には該第一の可動反射板の外側に配置され、該発光ユニットの光出射方向が該第二状態に変化した時には該第一及び第二の可動反射板とともに該カメラの外側へ移動して該発光ユニットの出射光を出射方向に集束させる光集束手段と、を有していることを特徴とするストロボ内蔵カメラ。

前のページに戻る