特許
J-GLOBAL ID:200903008727173460

超電導コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-259975
公開番号(公開出願番号):特開平9-102414
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 両端部にフランジを有する巻枠の外周に超電導線を巻回してなる超電導コイルにおいて、冷却時に巻枠の胴部およびフランジと超電導線の間に隙間が発生することを防げ、励磁されたときの超電導線の動きを抑えてクエンチの発生を防止できる超電導コイルを提供する。【解決手段】 巻枠(1) が、強化繊維(1b)を半径方向に配向させて軸方向と半径方向とで異なる異方的熱収縮率を有し、該巻枠(1) のフランジ(1a)間の胴部外周に巻回された超電導線(2) の熱収縮率よりも、軸方向の熱収縮率が大きく、半径方向の熱収縮率が小さい繊維強化複合材料からなるものとする。【効果】 冷却時に、半径方向の収縮量の差で巻枠胴部と超電導線の間に圧縮力が働いて超電導線の動きを抑え、また軸方向の収縮量の差で巻枠のフランジが超電導線を両端側から挟圧して両端部分での超電導線の動きを抑えることができ、よって励磁されたときの超電導線の動きが抑えられる。
請求項(抜粋):
両端部にフランジを有する円筒状の巻枠の外周に超電導線をソレノイド状に巻回してなる超電導コイルにおいて、前記巻枠が、軸方向と半径方向とで異なる異方的熱収縮率を有し、軸方向の熱収縮率が前記超電導線よりも大きく、半径方向の熱収縮率が前記超電導線よりも小さい材料からなることを特徴とする超電導コイル。
IPC (3件):
H01F 6/06 ZAA ,  H01F 5/02 ,  H01F 6/02 ZAA
FI (3件):
H01F 5/08 ZAA Z ,  H01F 5/02 M ,  H01F 7/22 ZAA K

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