特許
J-GLOBAL ID:200903008729238208

制御チャネルモニタ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037976
公開番号(公開出願番号):特開平5-235843
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、移動局装置が隣接ゾーンの伝送品質を制御チャネルを介してモニタしてチャネル切り替え先の無線ゾーンの選定基準を得る制御チャネルモニタ方式に関し、通話と並行して確実なモニタができることを目的とする。【構成】 複数の基地局がTDMA方式により共用する制御チャネルとTDMA方式により通話中の音声信号の伝送路となる通話チャネルとに、周波数シンセサイザ11の発振周波数を切り替えてアクセスする移動局が行う制御チャネルモニタ方式において、音声信号の無音状態を判定する無音判定手段13と、制御チャネルの各隣接無線ゾーンに対応したタイムスロットとその前後の切り替え所要時間とを併せた時間内に送受される音声信号の判定結果に応じて、タイムスロットの発振周波数を制御チャネルを指定する周波数に切り替えてモニタの処理を起動するモニタ制御手段15とを備えて構成される。
請求項(抜粋):
セル状に配置された無線ゾーンを個別に制御する複数の基地局がTDMA方式により共用して常時送信する制御チャネルと、前記TDMA方式により通話中の無線ゾーンの基地局と対向した音声信号の伝送路となる通話チャネルとに、周波数シンセサイザ(11)の発振周波数を切り替えてアクセスする移動局装置が前記通話中の無線ゾーンの隣接無線ゾーンの伝送品質を前記制御チャネルでモニタし、かつ自局の移動に伴う前記通話チャネルの切り替え先無線ゾーンの選定基準を得る制御チャネルモニタ方式において、所定の閾値に対する前記音声信号のレベルに応じてその音声信号が無音状態を示すか否かを判定する無音判定手段(13)と、前記制御チャネルの前記隣接無線ゾーンに対応した各タイムスロットと、そのタイムスロットの前後で前記周波数シンセサイザ(11)が前記切り替えに所要する時間とを併せた時間内に、前記通話チャネルを介して送受される音声信号にかかわる前記判定の結果を監視し、かつその監視結果に応じて前記タイムスロットで前記発振周波数を前記制御チャネルを指定する周波数に切り替えて前記モニタの処理を起動するモニタ制御手段(15)とを備えたことを特徴とする制御チャネルモニタ方式。

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