特許
J-GLOBAL ID:200903008730130038

ロータリー圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-330723
公開番号(公開出願番号):特開平5-164071
出願日: 1991年12月13日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】偏心部の外周面とローラ内周面との摺動面における油の粘性せん断損失を小さくして、機械損失を低減できながら、該外周面と内周面との間の潤滑も十分行えるようにする。【構成】駆動軸4の偏心部41に、該偏心部41の偏心方向から駆動軸4の反回転方向に90°変位した位置を中心として、両回転方向にそれぞれ少なくとも90°の範囲内において、偏心部41のローラ34内周面と摺動する摺動面42の軸方向幅を縮小させる縮小摺動部43を形成する。【効果】駆動軸4の回転時において、偏心部41の摺動面42における荷重量が最大となるときの負荷側には、この荷重に耐えうるだけの十分な摺動面積を確保して、この荷重量の多い摺動面42とローラ34の内周面との間の油膜厚を十分確保できるので、この摺動による摩耗、焼付けを防止できる。
請求項(抜粋):
一側にモータ2を、他側にフロントヘッド32及びリヤヘッド33と、ローラ34を内装するシリンダ室31aをもち、前記ローラ34に接触するブレード35を往復動自由に支持したシリンダ31とから成る圧縮要素3を配設して、前記ローラ34に前記モータ2から延びる駆動軸4の偏心部41を挿嵌したロータリー圧縮機であって、前記偏心部41に、該偏心部41の偏心方向から該駆動軸4の反回転方向に90°変位した位置を中心として、両回転方向にそれぞれ少なくとも90°の範囲内において、前記偏心部41の前記ローラ34内周面と摺動する摺動面42の軸方向幅を縮小させる縮小摺動部43を形成しているロータリー圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/356 ,  F04C 29/02

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