特許
J-GLOBAL ID:200903008733110127

データレート変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-112857
公開番号(公開出願番号):特開平6-326694
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 NDF等によるポインタ値の変更が生じたときに、FIFOの動作点ずれを防ぐとともに、ジッタの少ないリファレンス信号を生成する。【構成】 STM-1フレーム構成の(SOH+POH)バイトに相当する第1分散パルスを発生し、スタッフバイトが存在する場合は第2分散パルスを1フレームに1バイトずつ増減することにより調整し、またSTMフレームの1フレームの中でPOHバイトの存在の規則性が崩れた場合、POH数変化検出回路119でそのPOH数の変化を検出し、その過不足数に相当する第3分散パルスを1フレームに1バイト増減することにより調整し、これらの分散パルスを合成して間欠クロックを生成する間欠クロック発生回路106を備え、この間欠クロックによりPLL用リファレンス信号を生成し、PLLにより生成したCクロックによりFIFO101の読みだしを行う。
請求項(抜粋):
1フレームがNh×Nvバイトから成るN次群データと前記N次群データNhバイト毎に挿入される1バイトのM次群オーバーヘッドとを多重化して構成された1フレームが(Nh+1)×Nvバイトから成るM次群データと、前記M次群フレームを1フレームがLh(Nh、Nv、Lhは整数)×Nvバイトから成るL(N、M、Lは整数、N<M<L)次群フレームに多重化する際に生じる周波数差を吸収する連続Kバイトのスタッフバイトと、Lhバイト毎に挿入される連続JバイトのL次群オーバーヘッドとを多重化して構成されたL次群データから、バッファメモリを用いて前記N次群データを再生するデータレート変換装置であって、データレート変換を行うためのバッファメモリと、前記M次群データの先頭を検出するポインタ処理手段と、受信ポインタ値からスタッフの有無を検出するスタッフ判定手段と、前記M次群オーバーヘッドと前記L次群オーバーヘッドのタイミングを検出するタイミング発生手段と、前記バッファメモリの読みだしクロックを位相同期ループで制御する位相同期ループ制御手段と、前記L次群フレームの1行あたり(J+1)バイトのオーバーヘッドクロック数に相当する分散パルスを生成する第1の分散パルス生成手段と、連続Kバイトのスタッフクロック数に相当する分散パルスを生成する第2の分散パルス生成手段と、前記L次群フレームの1フレームあたり前記M次群オーバーヘッドがNvバイトであるという規則性が崩れたときの前記M次群オーバーヘッド数の変化を検出するM次群オーバーヘッド数変化検出手段と、前記M次群オーバーヘッド数変化検出手段の検出結果によって前記M次群オーバーヘッドのNvバイトに対する過不足数に相当する分散パルスを生成する第3の分散パルス生成手段と、前記第1、2および3の分散パルス生成手段により生成された分散パルスを合成してN次群クロック数に相当するL次群クロックの間欠クロックを生成する間欠クロック生成手段と、前記間欠クロック生成手段により生成される間欠クロックから前記位相同期ループのリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段を具備したことを特徴とするデータレート変換装置。
IPC (4件):
H04L 7/00 ,  H04J 3/07 ,  H04L 7/033 ,  H04L 13/08

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