特許
J-GLOBAL ID:200903008735019488

インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-343836
公開番号(公開出願番号):特開平6-191030
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 インクジェット記録ヘッドにおいて各インク路間で相互のインク吐出によって生じる影響、すなわちクロストークを低減する。【構成】 記録ヘッド1のインク路3内に、このインク路3に対する開口部を有するダンパ室7を設け、ダンパ室7には空気を充填する。これにより、インク吐出の際、ヒータ8の発熱によって生成する気泡による圧力波は、インク路3のインクがダンパ室7内に入り込んで膨脹することにより吸収され、また、消泡の際の圧力波は、ダンパ室7内の空気がインク路3内に入り込んで吸収される。この結果、インク吐出に伴ってインク路3で生じる圧力波は、共通液室4に及ぶことが少なくなる。
請求項(抜粋):
インクを吐出するためのインクジェット記録ヘッドにおいて、インクを吐出する複数の吐出口と、該複数の吐出口のそれぞれに対して設けられ、当該吐出口に連通するインク路と、該インク路に設けられ、インクを吐出するために利用される熱エネルギーを発生する1つ以上のヒータと、前記インク路の各々に連通し、当該インク路に供給するインクを貯留するための共通液室と、前記インク路の一部に設けられ、当該インク路におけるインク圧力の変化を当該変位によって吸収するダンパー部と、を具えたことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/05 ,  B41J 2/175
FI (2件):
B41J 3/04 103 B ,  B41J 3/04 102 Z

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