特許
J-GLOBAL ID:200903008745274044
ビスフェノールAの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
細井 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-095341
公開番号(公開出願番号):特開平11-279094
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 原料中に含まれる触媒劣化原因化合物を除去し、しかも製品品質に悪影響を与えることなく、使用する酸性イオン交換樹脂触媒の寿命延長を図ることができるビスフェノールAの製造方法を提供する。【解決手段】 過剰のフェノールとアセトンを酸性イオン交換樹脂触媒と反応させてビスフェノールAを生成させ、これをフェノールとのアダクト結晶として析出させる結晶分離工程に送り、分離されたビスフェノールAとフェノールとのアダクト結晶を脱フェノール処理することにより精製ビスフェノールAを回収するビスフェノールAの製造方法において、アセトンと反応させるフェノールの少なくとも一部は、結晶分離工程から得られる原料フェノールを吸着処理したものを使用し、この吸着処理で使用する吸着剤が、架橋剤単位/モノビニル芳香族単位のモル比が0.01〜0.3である架橋結合を有するゲル型樹脂であるビスフェノールAの製造方法である。
請求項(抜粋):
過剰のフェノールとアセトンを酸性イオン交換樹脂触媒と反応させてビスフェノールAを生成させ、これをフェノールとのアダクト結晶として析出させる結晶分離工程に送り、分離されたビスフェノールAとフェノールとのアダクト結晶を脱フェノール処理することにより精製ビスフェノールAを回収するビスフェノールAの製造方法において、アセトンと反応させるフェノールの少なくとも一部は、結晶分離工程から得られる原料フェノールを吸着処理したものを使用し、この吸着処理で使用する吸着剤が、架橋剤単位/モノビニル芳香族単位のモル比が0.01〜0.3である架橋結合を有するゲル型樹脂であることを特徴とするビスフェノールAの製造方法。
IPC (7件):
C07C 39/16
, B01D 15/00
, B01J 31/08
, C07C 37/20
, C07C 37/82
, C07C 37/84
, C07B 61/00 300
FI (7件):
C07C 39/16
, B01D 15/00
, B01J 31/08 X
, C07C 37/20
, C07C 37/82
, C07C 37/84
, C07B 61/00 300
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