特許
J-GLOBAL ID:200903008749876774

工具着脱装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-318617
公開番号(公開出願番号):特開平9-136204
出願日: 1995年11月13日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 クランプ駒の傾斜面によってツールホルダを引き込むようにした工具締結装置において、製造しやすい簡単な構成でありながら、信頼性と剛性に優れる工具締結装置を提供する。【解決手段】 アダプタ1の突起部2の中間位置に、突起部2の先端面に平行かつ軸心3を挟んで対称に、2つの溝状の切欠き段部4を設ける。切り欠段部4の2つの底面は、ボルト穴5によって結ばれる。ボルト穴5には左右ねじ6が挿入され、左右ねじ6の両端に略半月板状を呈するクランプ駒7が螺合されて、切欠き段部4内に内蔵される。クランプ駒7に備わる傾斜面10は、ツールホルダ11の穿孔部12内に備わる溝13の傾斜側壁14と当接する位置にあり、クランプ駒7の離間により当接面を押圧し、ツールホルダ11を引き寄せる。
請求項(抜粋):
工作機械に取付けられるアダプタ1と、切れ刃チップを備えたツールホルダ11とは、前二者のどちらか一方に配設され軸心3を通る円柱または円錐台状を呈する突起部2と、他方に配設された穿孔部12との嵌合により組合されるとともに、前記突起部2には、軸心3に対して傾斜する傾斜面10を突起部2の後端側に形成した2つのクランプ駒7が、軸心3を挟み直径方向に対称的に離接可能に内装され、前記穿孔部12の内周には溝13が条設されてその穿孔部12の口元側に位置する側壁は傾斜側壁14を形成し、クランプ駒7の傾斜面10と溝13の傾斜側壁14とを当接させることにより、ツールホルダ11をアダプタ1に引き寄せる力を生じせしめて締結固定されるように構成された工具着脱装置において、クランプ駒7は略半月形平板状を呈するようにするとともに、突起部2の中間位置には、突起部2の端面に平行かつ軸心3を挟んで対称に、前記クランプ駒7を収納できる大きさの2つの溝状の切欠き段部4を形成するようにしたことを特徴とする工具着脱装置。
IPC (3件):
B23B 31/117 ,  B23B 29/00 ,  B23B 31/107
FI (3件):
B23B 31/117 Z ,  B23B 29/00 P ,  B23B 31/107 Z

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