特許
J-GLOBAL ID:200903008753344744

車両用離脱部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-041088
公開番号(公開出願番号):特開平10-236335
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 通常時における取付剛性確保、並びに、所定値以上の外力が車両の所定部位に作用した際における部材同士の連結状態の解除の容易化の両立を図る。【解決手段】 ペダルブラケット32の後端部38Aには狭幅のスリット68が形成されており、このスリット68を介して取付ボルト74及びウエルドナットにより当該後端部38Aとカウルインナパネルに固着された車体側ブラケット64とが結合されている。さらに、車体側ブラケット64の所定位置には解除突部72が形成されている。上記によれば、スリット68の開口面積が比較的小さくて済むことから、通常時におけるペダルブラケット32の後端部38Aの車体側ブラケット64への取付剛性を確保することができる。更に、所定値以上の外力が車両前部に作用した際には解除突部72によってスリット68が拡開されるので、当該後端部38Aは車体側ブラケット64から容易に離脱される。
請求項(抜粋):
所定値以上の外力が車両の所定部位に作用した際に一方の部材と他方の部材との結合状態を解除させるための車両用離脱部構造であって、一方の部材に外力作用方向に沿って狭幅なスリットを設けると共に、当該スリット内へ固定具を挿通させた状態で当該固定具により一方の部材と他方の部材とを結合し、さらに、前記外力が作用した際に、当該スリットを拡開させることで一方の部材と他方の部材との結合状態を解除する解除手段を設けた、ことを特徴とする車両用離脱部構造。
IPC (5件):
B62D 25/08 ,  B60K 23/02 ,  B60T 7/06 ,  B62D 1/19 ,  G05G 1/14
FI (5件):
B62D 25/08 J ,  B60K 23/02 B ,  B60T 7/06 A ,  B62D 1/19 ,  G05G 1/14 E

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