特許
J-GLOBAL ID:200903008753584184

擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-194718
公開番号(公開出願番号):特開平7-050631
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成および少量の演算により擬似背景雑音を生成できるようにし、これにより装置の回路構成の簡単小形化を実現する。【構成】 音声復号回路21内に設けられているコードブック211には単位バリアンスランダムガウス信号からなる複数のコードベクトルV1 (n) ,V2 (n),...VM-1 (n) ,VM (n) が既に記憶されており、しかもこれらのコードベクトルV1 (n) ,V2 (n) ,...VM-1 (n) ,VM (n) は無音区間には実質的に使用されない点に着目し、無音区間において上記コードブック211からコードベクトルを選択的に読み出す。そして、このコードベクトルZ(n) に対し、エネルギレベル補完回路222により補完補正されたエネルギレベル情報Ekfを乗算し、さらにスペクトルフィルタ224を通すことにより擬似背景雑音信号bnkf(n) を生成するようにしたものである。
請求項(抜粋):
送話音声信号の無音区間を検出し、この無音区間の一部期間を使用してこの無音区間に存在する信号の構成を表わす情報を送信するとともに、前記無音区間の他の期間では送信に係わる動作を停止する機能を備えた移動局との間で、無線チャネルを介して通信を行なうディジタル無線通信装置において、コードベクトルが記憶されたコードブックと、このコードブックからコードベクトルを読み出し、この読み出されたコードブックを基に第1の信号を生成するための第1の信号生成手段と、この第1の信号生成手段により生成された第1の信号を、前記移動局から受信した前記情報に基づいて調整して擬似背景雑音信号を生成するための第2の信号生成手段と、この第2の信号生成手段により生成された擬似背景雑音信号を、前記移動局において検出された無音区間に対応する期間に、前記移動局からの受信信号に代わって出力するための信号選択手段とを具備したことを特徴とする擬似背景雑音発生機能を備えたディジタル無線通信装置。

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