特許
J-GLOBAL ID:200903008755400960

無段変速機の冷却油制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-278528
公開番号(公開出願番号):特開平5-087214
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、クラッチ冷却範囲を拡張し得て、レシオ圧の制御の実行を早めることができるとともに、圧油の冷却性能の向上を図り得て、冷却用制御弁の動作範囲を拡張し得る無段変速機の冷却油制御装置を実現することにある。【構成】 この目的を達成するために、この発明は、無段変速機を搭載する車両の運転状態に応じて圧油をクラッチ冷却用通路と圧油冷却用通路とに夫々冷却用圧油と冷却すべき圧油として切換導入するともに、無段変速機のシフト機構がパーキング位置及びニュートラル位置のいずれか一に操作されている場合は圧油を圧油冷却用通路に冷却すべき圧油として切換導入すべく、ライン圧とクラッチ圧との圧油により切換制御される冷却用制御弁を設けている。
請求項(抜粋):
駆動側プーリと被動側プーリとの各溝幅を夫々プライマリ圧とライン圧との圧油により相対的に増減させることにより前記駆動側プーリと被動側プーリとに巻掛けられたベルトの回転半径を相対的に増減させて変速比を変化させる無段変速機において、クラッチ圧の圧油により結合離脱されて前記無段変速機の出力する駆動力を断続するクラッチを設けるとともに圧油を冷却するオイルクーラを設け、前記クラッチに冷却用圧油を供給するクラッチ冷却用通路を設けるとともに前記オイルクーラに冷却すべき圧油を供給する圧油冷却用通路を設け、前記無段変速機を搭載する車両の運転状態に応じて圧油を前記クラッチ冷却用通路と前記圧油冷却用通路とに夫々冷却用圧油と冷却すべき圧油として切換導入するとともに前記無段変速機のシフト機構がパーキング位置及びニュートラル位置のいずれか一に操作されている場合は圧油を前記圧油冷却用通路に冷却すべき圧油として切換導入すべく前記ライン圧と前記クラッチ圧との圧油により切換制御されると冷却用制御弁を設けたことを特徴とする無段変速機の冷却油制御装置。
IPC (3件):
F16H 57/04 ,  F16H 9/00 ,  F16H 61/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-151664
  • 特開平3-121318

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