特許

J-GLOBAL ID：200903008756423742

強靱な鋼材の製造法

発明者： 吉江 淳彦 ,  尾上 泰光 ,  藤田 崇史 ,  藤岡 政昭
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 椎名 彊 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-032332
公開番号（公開出願番号）：特開平5-228506
出願日： 1992年02月19日
公開日（公表日）： 1993年09月07日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、高強度・高靭性鋼材を得るための、製造法である。【構成】 所定の成分からなる鋼のオーステナイトの未再結晶温度域での圧延中に鋼材中心部に作用する静水圧応力成分が10kgf/mm2以上となる圧延パスを少くとも1回以上とすることにより、オーステナイトの回復を抑制し制御圧延の効果を増大させることにより強靱な厚鋼板を得る。さらに上記静水圧応力成分を大きくする目的で鋼材を冷却後圧延し、冷却開始時の温度、冷却速度、冷却時間および圧延形状比が所定の条件を満たすように冷却条件と圧延条件を設定することにより強靱な厚鋼板を得る。

請求項（抜粋）：

C:0.02〜0.50%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.30〜3.5%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼材を熱間圧延する際に、オーステナイトの未再結晶温度域での圧延中に作用する鋼材中心部の静水圧応力の最大値を10kg/mm2以上となる圧延パスが少なくとも1パス以上あることを特徴とする強靱な鋼材の製造法。

IPC (5件)：

B21B 3/00 ,  B21B 1/22 ,  C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04