特許

J-GLOBAL ID：200903008759251845

光ファイバひずみ計測方法およびその装置

発明者： 成瀬 央 ,  立田 光廣
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 谷 義一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-123290
公開番号（公開出願番号）：特開2001-304823
出願日： 2000年04月24日
公開日（公表日）： 2001年10月31日
要約：

【要約】【課題】 ひずみ計測に最適な入射パルス光を用いて計測されたブリルアン散乱光のパワースペクトルに対して、ピークパワー周波数を精度良く決定すること。【解決手段】 変換ステップが、時間領域において電界包絡線が直線的に立上がった後に立下がる三角波振幅変調を行って連続した信号光をパルス光に変換する変換ステップであって、演算ステップが、光ファイバに沿った長さ方向の各計測点について、光周波数を変数としてブリルアン散乱光のパワーの計測値をソートする第1のステップと、計測されたパワーに含まれる計測誤差を、決定すべきパワースペクトルのピーク周波数、ピーク値、半値全幅を変数に含んだ形で記述し、全計測周波数についての計測誤差の2乗和が最小になる条件からピーク周波数を決定する第2のステップと、求めるべき長さ方向の全ての計測点についてピーク周波数を繰り返し決定する第3のステップとを有する。

請求項（抜粋）：

一定の光周波数の連続光を発生する発生ステップと、発生された連続光を信号光と参照光に分岐する分岐ステップと、連続した信号光をパルス光に変換する変換ステップと、パルス光を光ファイバに入射するとともに光ファイバで発生したブリルアン散乱光を出射する出射ステップと、出射されたブリルアン散乱光と信号光とを合波する合波ステップと、合波光を検出して電気信号に変換し、ブリルアン散乱光のパワーを計測してそのスペクトルを得る取得ステップと、得られたパワースペクトルからそのピーク周波数を演算処理して求める演算ステップとからなり、光ファイバに発生している長さ方向のひずみを求める光ファイバひずみ計測方法において、前記変換ステップが、時間領域において電界包絡線が直線的に立上がった後に立下がる三角波振幅変調を行って連続した信号光をパルス光に変換する変換ステップであって、前記演算ステップが、光ファイバに沿った長さ方向の各計測点について、光周波数を変数としてブリルアン散乱光のパワーの計測値をソートする第1のステップと、計測されたパワーに含まれる計測誤差を、決定すべきパワースペクトルのピーク周波数、ピーク値、半値全幅を変数に含んだ形で記述し、全計測周波数についての計測誤差の2乗和が最小になる条件からピーク周波数を決定する第2のステップと、求めるべき長さ方向の全ての計測点について前記ピーク周波数を繰り返し決定する第3のステップとを有することを特徴とする光ファイバひずみ計測方法。

IPC (2件)：

G01B 11/16 ,  G01M 11/00

FI (2件)：

G01B 11/16 Z ,  G01M 11/00 U

Fターム (9件)：

2F065AA65 ,  2F065CC00 ,  2F065FF41 ,  2F065LL02 ,  2F065NN08 ,  2F065QQ17 ,  2F065QQ29 ,  2F065QQ42 ,  2G086DD05

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 光ファイバ歪測定装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-243760   出願人：安藤電気株式会社, 日本電信電話株式会社
• 光ファイバひずみ計測方法及びその方法を実現するための記録媒体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-203809   出願人：日本電信電話株式会社
• 光反射率計の較正方法及び光コヒーレンス領域反射率計
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-034843   出願人：ヒューレット・パッカード・カンパニー
• 特開平1-232228