特許
J-GLOBAL ID:200903008765103432

3次元形状特徴把握法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-170770
公開番号(公開出願番号):特開平7-027556
出願日: 1993年07月12日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 3次元形状特徴把握法において、処理に要する演算量を低減し、簡単なモデルでモデル当てはめ等により種別分類を行えるようにする。【構成】 物体を計測して得られた3次元形状データを処理1で入力し、処理2で物体重心・表面間の距離を求めて極座標系に展開し2次元曲面を得る。処理4によりこの2次元曲面の起伏の稜線変化を経度-緯度平面に投影し稜線形状を経度-緯度の関数として抽出し、処理5により予め抽出した多数の既知立体形状についての稜線形状との類似度を求め、処理6により最も類似度の高い既知立体形状と同一種類の形状であると判定する。このように稜線変化の計測によって形状特徴を捉らえることで、計測時の欠落等に起因する誤差の影響を低減し、かつ稜線形状を尺度としたマッチングにより、直接3次元形状に3次元モデルのあてはめを行なうよりも、より小規模な演算で類似度による判定を可能とする。
請求項(抜粋):
物体を計測して得た3次元表面形状データを、該物体内に設定した基準点を原点とし、該原点から表面の任意の点までの距離を該原点からその点までの方向ベクトルの極座標系での緯度及び経度の2軸で張られる面として表現する過程と、その面上での稜線形状を緯度及び経度の関数として抽出する過程と、該抽出した稜線形状と予め多数の既知立体形状について同一の方法で抽出した稜線形状との類似度を求め、最も類似度の高い既知立体形状と同一種類の形状であると判定する過程と、を有することを特徴とする3次元形状特徴把握法。

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