特許

J-GLOBAL ID：200903008778530127

空調用冷媒受液器

発明者： 武藤 滋 ,  杉崎 六雄
出願人/特許権者： 株式会社ケーヒン
代理人 (1件)： 落合 健 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-042490
公開番号（公開出願番号）：特開平10-238906
出願日： 1997年02月26日
公開日（公表日）： 1998年09月11日
要約：

【要約】【課題】 簡単な構造で空調用冷媒受液器の泡消え性を高めるとともに、乾燥剤等の収納物の取り付けを容易化する。【解決手段】 ヘッド2、外筒3及び内筒4を一体に有する容器本体部1を鍛造により成形する際に、ヘッド2及び外筒3間に環状段差凸部11 を一体に形成し、この環状段差凸部11 に当接させた上部カバー6の下面に収納物11及び下部カバー10を積層し、下部カバー10のフランジ101 を内筒4にカシメにより固定する。下部カバー10の外周と外筒3の内周面との間に環状の間隙12を形成し、上部空間13から収納物11を通過した冷媒は前記間隙12を通過して下部空間14に供給される。

請求項（抜粋）：

上部フィルター(7)、乾燥剤(8)及び下部フィルター(9)を積層してなる収納物(11)を、その上下面を上部カバー(6)及び下部カバー(10)で挟持して冷媒受液器(RT)の内部に固定することにより、前記収納物(11)の上下に上部空間(13)及び下部空間(14)を区画し、冷媒を上部空間(13)から前記収納物(11)を通過させて下部空間(14)に供給する空調用冷媒受液器において、前記下部カバー(10)の外周と前記冷媒受液器(RT)の内周面との間に冷媒を通過させる間隙(12)を形成したことを特徴とする空調用冷媒受液器。