特許
J-GLOBAL ID:200903008780047069

高圧燃料噴射管の製造方法および高圧燃料噴射管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-069359
公開番号(公開出願番号):特開平11-166464
出願日: 1998年03月04日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 内圧600〜1000bar(ピーク圧)という現在の燃料噴射条件より過酷な管内ピーク圧が1200barを超えかつ負圧を含みキャビテーションが発生する特殊な噴射条件の下でも内圧繰返し疲労強度や曲げ振動疲労強度を向上することができるとともに、その内周面において十分な耐エロージョン性能を発揮し得る高圧燃料噴射管の製造方法および高圧燃料噴射管を提供する。【解決手段】 内管を製品寸法まで芯引きによる伸管加工によって縮径し、ついで該内管の少なくとも内周面側にNi、Cr、Mo、Co、Al、Cuから選ばれた少なくとも1種またはこれら基合金をめっき層を形成し、その後該内管を加熱することにより前記めっき層を内管に拡散し、ついでこのようにして少なくとも内周面側に拡散層を有する内管を外管内に内挿し、空引きによる伸管加工によって前記外管のみを縮径するか、あるいは場合によっては前記外管を縮径せしめるとともに、前記内管を僅かに縮径して前記外管の内周面を該内管の外周面に密着ないし圧接せしめることを特徴とする。
請求項(抜粋):
厚肉の鋼管からなる外管に、該外管より硬質の薄肉の鋼管からなる内管を内挿せしめ伸管加工を実施して二重金属管を形成する方法において、前記内管を製品寸法まで芯引きによる伸管加工によって縮径し、ついで該内管の少なくとも内周面側にNi、Cr、Mo、Co、Al、Cuから選ばれた少なくとも1種またはこれら基合金をめっき層を形成し、その後該内管を加熱することにより前記めっき層を内管に拡散し、ついでこのようにして少なくとも内周面側に拡散層を有する内管を外管内に内挿し、空引きによる伸管加工によって前記外管のみを縮径せしめ該外管の内周面を前記内管の外周面に少なくとも密着せしめたことを特徴とする高圧燃料噴射管の製造方法。
IPC (6件):
F02M 55/02 320 ,  F02M 55/02 ,  B21C 1/00 ,  B21C 1/22 ,  B21C 37/06 ,  F16L 9/18
FI (7件):
F02M 55/02 320 A ,  F02M 55/02 320 P ,  F02M 55/02 320 W ,  B21C 1/00 C ,  B21C 1/22 A ,  B21C 37/06 B ,  F16L 9/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-247085
  • 特開昭64-027716

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