特許
J-GLOBAL ID:200903008780836829

信号処理装置、信号処理方法、プログラム、ノイズキャンセリングシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 脇 篤夫 ,  鈴木 伸夫 ,  和智 滋明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-182804
公開番号(公開出願番号):特開2009-021826
出願日: 2007年07月12日
公開日(公表日): 2009年01月29日
要約:
【課題】ノイズキャンセリングシステムにおいて、ノイズ低減効果と、例えば車内アナウンスなど外部音声を聴取するモニタ機能の向上の両立を図る。【解決手段】マイクロフォンからの収音信号に基づき、外部音の低域成分を除去したモニタ用信号と、ノイズキャンセル(NC)信号とを生成し、上記NC信号が加算されたオーディオ信号と上記モニタ用信号との双方に基づき振動板を駆動することで、NC機能をオンとさせつつ上記モニタ用信号に基づく外部音声の聴取が可能なモニタモードとしての動作が得られるようにする。モニタモード時においてもNC機能をオンとしておくことができるので、従来のようにモニタモード時に不要な外部ノイズが混入した状態でユーザにオーディオコンテンツを聴取させてしまうことを効果的に防止することができ、また、従来のようにモニタモード時にNC機能がオフとされてしまい、聴取されるべきモニタ用信号の成分が他の外部ノイズによってかき消されてしまうといったことを効果的に防止することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
聴取者の耳に対して装着される装着部を有し、上記装着部の内側に音響再生のための振動板が備えられ、上記装着部の外側に外部音を収音するようにして設けられた第1マイクロフォンが備えられた音響再生装置における、上記振動板の駆動信号を生成するための信号処理装置であって、 上記第1マイクロフォンによる収音動作に基づき得られる第1収音信号を入力し、上記外部音の所定周波数以下の帯域成分がキャンセルされて上記聴取者に聴取されるようにして設定されたフィードフォーワード方式に対応する信号特性を与えることで、第1ノイズキャンセル信号を生成する第1ノイズキャンセル信号生成手段と、 第1の動作モードと第2の動作モードとの切り替え指示として、上記第1の動作モードへの切り替え指示がなされた場合は、入力オーディオ信号に対し、上記第1ノイズキャンセル信号生成手段により生成された上記第1ノイズキャンセル信号を加算した加算信号を出力し、上記第2の動作モードへの切り替え指示がなされた場合は、上記加算信号と、上記第1収音信号の所定周波数以上の帯域成分を通過させて生成したモニタ用信号とを出力する選択出力手段と、 上記選択出力手段の出力信号に基づき、上記音響再生装置における上記振動板を駆動するための駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、 を備えることを特徴とする信号処理装置。
IPC (3件):
H04R 3/00 ,  G10K 11/178 ,  H04R 1/10
FI (3件):
H04R3/00 320 ,  G10K11/16 H ,  H04R1/10 101B
Fターム (4件):
5D005BB01 ,  5D005BB11 ,  5D020BB07 ,  5D061FF02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-214892号公報
  • 特開平3-96199号公報
審査官引用 (1件)

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