特許
J-GLOBAL ID:200903008792567955

X線高電圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 祐介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-360404
公開番号(公開出願番号):特開平6-203994
出願日: 1992年12月31日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 X線管11への高圧ケーブルの浮遊容量10によって波形の乱れが生じないようにする。【構成】 X線管選択器30で複数X線管11のうちから一つを選択し、それについての最適な、立ち上がり時スイッチング周波数と定常時基準スイッチング周波数とをVs設定器27とVn設定器28で設定し、メモリ20、21の内容を書き換える。
請求項(抜粋):
交流電源からの交流出力を直流出力に変換する第1の整流手段と、この整流出力を蓄積して平滑する蓄積手段と、この蓄積手段から得られる直流出力をスイッチングするスイッチング手段と、このスイッチング出力が入力される共振インダクタンスと共振コンデンサとを含む共振手段と、この共振手段から出力される交流出力の電圧を昇圧する手段と、昇圧された交流出力を直流出力に変換する第2の整流手段と、この第2の整流手段に接続される複数のX線管と、各X線管の管電圧を検出する手段と、立ち上がり時のスイッチング周波数と定常時の基準スイッチング周波数とを、管電圧及び管電流の各設定値の組み合わせごとに及び上記複数のX線管ごとに保持する記憶手段と、該記憶手段より、X線管及び設定された管電圧及び管電流の各値に応じて読み出された立ち上がり時のスイッチング周波数と定常時の基準スイッチング周波数とを用い、上記検出された管電圧と設定された管電圧の値とを比較し立ち上がり時に検出管電圧が設定値に達する前と判定して上記の立ち上がり時のスイッチング周波数で上記のスイッチング手段をスイッチングさせ、検出管電圧が設定値に達したと判定した後、検出管電圧と設定値との差に応じて上記の定常時の基準スイッチング周波数を変化させるフィードバック制御を行ないながら上記のスイッチング手段をスイッチングさせる制御手段とを備えることを特徴とするX線高電圧装置。

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