特許
J-GLOBAL ID:200903008798008087
二重殻タンクの解体工法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-187541
公開番号(公開出願番号):特開平10-030347
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 長時間に亘る高所作業や大掛かりな作業足場の仮設を不要として、工期の短縮と工費の削減を図り得る二重殻タンクの解体工法を提供する。【解決手段】 断熱空間5の保冷材を除去した後に屋根部4a,4bを一体に連結し、ホイール8の外周部に環状チューブ9を外嵌して成る複数の支持タイヤ10を断熱空間5底部に配置し、各ホイール8の支持軸11を側板2a,2b間に渡して取り付け、各チューブ9を膨らませて内外槽1a,1bを支え、これ以降は、側板2a,2bの下側部分を切断して撤去し、各チューブ9を萎ませて内外槽1a,1bを着床させ、支持軸11を上方に移動して取り付けては各チューブ9を膨らませて内外槽1a,1bを支え、その下端部分を切断撤去するという作業手順を繰り返し、下降した屋根部4a,4bを地上作業により解体する。
請求項(抜粋):
内槽と外槽との間の断熱空間に充填された保冷材を除去した後に、ホイールの外周部に環状チューブを外嵌して成る複数の支持タイヤを前記断熱空間底部の円周方向複数箇所に配置し、前記各ホイールの支持軸を内槽側板と外槽側板との間に渡して取り付け、前記各環状チューブを内槽及び外槽の荷重を支え得るよう膨らませて解体作業を開始する為の初期状態を準備し、内槽側板及び外槽側板の下側部分を前記各ホイール下端より若干低い高さ位置まで切断して撤去し、前記各環状チューブを萎ませて前記内槽及び外槽を着床させ、次いで、撤去した内槽側板及び外槽側板の下側部分の高さ寸法に相当する分だけ前記各ホイールの支持軸を上方に移動して取り付け、前記各環状チューブを前記内槽及び外槽の荷重を支え得るよう再度膨らませ、これ以降は初期状態からの作業手順を繰り返して内槽側板及び外槽側板の下側部分を繰り返し切断撤去し、然る後に、前記内槽側板及び外槽側板の大半が解体されて下降した内槽屋根部及び外槽屋根部を地上作業により解体することを特徴とする二重殻タンクの解体工法。
IPC (2件):
FI (3件):
E04G 23/08 J
, E04G 23/08 D
, B65D 88/00
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