特許
J-GLOBAL ID:200903008801537568

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-091134
公開番号(公開出願番号):特開平10-278635
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 パワーオン・ダウンシフト変速において、入力回転数変化に基づく解放側油圧のフィードバック制御のみによっていたため、解放側油圧が高めとなり、摩擦材の耐久性を低下すると共に油圧応答遅れによるエンジン吹きを生じる。。【解決手段】 解放側油圧PA は、入力回転数変化率dNS を一定値に保持するように、フィードバック制御される。入力回転数NT の変化量が所定値NTSに達すると、エンジンのトルクダウン制御が開始され、入力回転数変化率dNTSによりエンジンコントロール量Tc のリダクション量Tcaが算出され、所定勾配によりトルクダウンする。係合側油圧PB が目標値PTBに向ってスイープアップを開始すると該スイープ勾配dPB に基づき復帰量Tcbが算出され、所定勾配にてトルク復帰する。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸から入力され、該入力回転を、複数の摩擦係合要素を断・接することにより伝達経路を切換えて変速し、該変速された回転を車輪に出力する自動変速機構と、前記各摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、を備え、前記エンジン出力軸から車輪に動力を伝達するパワーオン状態にて、前記摩擦係合要素の1個を解放すると共に他の1個を係合してダウンシフト変速してなる、自動変速機において、前記入力回転数を検出する入力回転数検出手段と、前記油圧サーボに連通する油圧を調圧する調圧手段と、エンジントルクを操作するエンジン操作手段と、前記入力回転数の変化に基づき前記解放側摩擦係合要素用油圧サーボへの油圧を制御するフィードバック制御を含む油圧制御手段と、前記フィードバック制御中において前記入力回転数の変化が所定特性になるように前記エンジン操作手段を制御するエンジン制御手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (4件):
B60K 41/06 ,  F02D 29/00 ,  F16H 61/00 ,  F16H 59:42
FI (3件):
B60K 41/06 ,  F02D 29/00 H ,  F16H 61/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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