特許
J-GLOBAL ID:200903008817271517

大型過給ディーゼルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501199
公開番号(公開出願番号):特表平8-511074
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】過給内燃機関内にて、排ガスが過給機の高圧側からエンジンの給気装置に再循環される。この再循環された排ガスの少なくとも一部は、略100%の相対湿度まで加湿される。これは、一方でエンジンシリンダ内の最初の燃焼の開始時に温度が低下するようにエンジンを冷却し、他方で気体中の蒸気の熱量が燃焼中の温度上昇を制限する。これらの因子は、共に燃焼により発生されるNOx量を減少させる働きをする。水の添加は、再循環された気体を浄化するスクラバー(16)により行われる。ブロアー(17)は、再循環された気体の圧力を増圧する。スクラバーは、海水が第一の段に供給され、淡水が最終段に供給される、幾つかの段を備えるように設計することにより、淡水を製造し得るようにすることが出来る。
請求項(抜粋):
排ガス駆動によるタービン(6)と、該タービンにより駆動され且つエンジンシリンダに給気を供給するコンプレッサ(9)とを備え、再循環通路が排ガスの一部をエンジンシリンダに戻すことの出来る、船舶の主機のような大型の過給ディーゼルエンジン(1)にして、 それ自体、公知の方法にて、再循環通路(15、11)が排ガスを水で加湿する装置を備え、 該加湿装置が多数の水噴霧段(20、29、25)を有するスクラバー(16、19)であり、 前記再循環通路が前記タービン(6)の上流側にて排気導管(5)から分岐する導管(15)を備え且つ前記コンプレッサ(9)の下流にて給気導管(11)に接続され、 前記導管が、再循環された排ガス内の圧力を増圧し得るように前記スクラバー(15)に、及び好ましくは該スクラバーの下流に配置されたブロアー(17)に接続されることを特徴とする過給ディーゼルエンジン。
IPC (7件):
F02M 25/07 570 ,  F02B 37/00 302 ,  F02B 37/00 ,  F02B 47/02 ,  F02M 25/022 ,  F02M 25/07 580 ,  F02M 25/07
FI (8件):
F02M 25/07 570 P ,  F02B 37/00 302 E ,  F02B 37/00 302 F ,  F02B 47/02 ,  F02M 25/07 570 B ,  F02M 25/07 580 Z ,  F02M 25/07 580 E ,  F02M 25/02 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-070850
  • 特開昭61-089968
  • 特開昭52-076525

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