特許
J-GLOBAL ID:200903008822010837

巻線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-093539
公開番号(公開出願番号):特開平11-297559
出願日: 1998年04月06日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 コイルの巻始め端と巻終わり端が共にコイルの最外周層から導き出されるようにする巻線を、簡単な構成で行い得る巻線装置を提供する。【解決手段】 巻芯である巻治具23外周に配置されたフライヤ30先端から繰り出された平角線6を、蓄線ユニット40の線材引き出しシリンダ(エアシリンダ)42の収縮により上方に引き出しておくとともに、フライヤ30の公転により巻治具23外周への第1段階の巻線を行い、続いて、巻治具12、23の一体回転により、巻芯である巻治具先端部12a外周への第2段階の巻線を行う。このとき、第2段階の巻線時に繰り出される平角線6には、線材引き出しシリンダ42の伸長に伴う抵抗により、テンションが付与される。また、巻治具23、巻治具先端部12aの先端には、それぞれ平角線6の幅と同じ幅の切り欠き23a、12dが形成され、1層目の巻線と2層目の巻線の間に段差が生じないようにする。
請求項(抜粋):
コイルの巻始め端と巻終わり端が共にコイルの最外周層から導き出されるように巻線する巻線装置において、巻芯の回りに配置されたフライヤと、このフライヤを前記巻芯の回りで公転させるフライヤ回転手段と、前記巻芯を軸回りで回転させる巻芯回転手段と、前記フライヤ先端から繰り出された線材を引き込んで蓄線としておく蓄線手段とを備え、前記フライヤ先端から繰り出される線材の前記蓄線手段よりも手前の部分を前記フライヤの公転により前記巻芯の回りに巻き付けるとともに、前記蓄線手段から供給される線材を前記巻芯の回転により前記巻芯の回りに巻き付けることにより、前記コイルを形成することを特徴とする巻線装置。
FI (2件):
H01F 41/06 C ,  H01F 41/06 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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