特許
J-GLOBAL ID:200903008826910565

テトラサイクリン反応性プロモーターによる真核細胞の遺伝子発現の厳密な制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-502191
公開番号(公開出願番号):特表平9-500526
出願日: 1994年06月14日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】2つのトランスジーン(tetリプレッサー及び真核細胞において直接又は間接に活性化するポリペプチドを含むトランスアクチベーター融合蛋白質をコードする第1のトランスジーン、並びに、少なくとも1つのtetオペレーターに作動的に結合された最小プロモーターに作動的に結合された遺伝子を含む第2のトランスジーン)を有するトランスジェニック動物を開示する。この発明のトランスアクチベーターをコードするポリヌクレオチド配列を、相同組換えにより、第2の標的DNA分子中の予め決めた位置を標的とするための単離されたDNA分子(例えば、ターゲッティングベクター)も開示する。この発明のDNA分子を相同組換えにより染色体中の予め決めた位置にインテグレートして有するトランスジェニック動物もこの発明に含まれる。tetオペレーターに結合した関心ある遺伝子の発現を、この発明の動物にテトラサイクリン又はテトラサイクリンアナログを投与することによって制御する方法も又開示する。この発明の制御系は、宿主細胞又は動物中での関心ある遺伝子の発現の条件付不活性化又は調節を可能にする。
請求項(抜粋):
テトラサイクリン制御可能なトランスアクチベーター(tTA)をコード化するポリヌクレオチド配列を、第二標的DNA分子中の所定の位置に組み込むための分離されたDNA分子であって、tTAは、原核Tetリプレッサーを、真核細胞において転写を間接に或は直接に活性化するポリペプチドに作動可能に結合させて含み、DNA分子は、tTAをコード化するポリヌクレオチド配列の5’及び3’末端に側面に、所定の位置においてDNA分子と第二標的DNA分子との間で相同的に組み換えるための十分な長さの更なるポリヌクレオチド配列を位置させてなる分離されたDNA分子。
IPC (4件):
C12N 15/09 ZNA ,  A01K 67/027 ,  C12N 5/10 ,  C12R 1:91
FI (3件):
C12N 15/00 ZNA A ,  A01K 67/027 ,  C12N 5/00 B

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