特許
J-GLOBAL ID:200903008835197898

能動形騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-263276
公開番号(公開出願番号):特開平8-339192
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【課題】エンジン回転騒音のように周期性の騒音を効率的に消音する。【解決手段】所定位置の音圧を測定するマイクロフォン1、マイクロフォン位置で1次音に干渉させて消音させる2次音を出力するラウドスピーカ2、タコパルス信号を参照信号として入力し、これをもとに、2次音制御信号を生成してラウドスピーカに供給する制御回路3を有して構成される。さらに、波形整形回路4からの出力に基づいて基準信号発生器5が生成した基準信号を用いて、適応フィルタにより位相、振幅変調して2次音制御信号を生成し、該2次音制御信号をラウドスピーカに供給する適応制御器6を備える。
請求項(抜粋):
所定位置に配置され、当該位置における音圧信号を検出する音圧検出手段と、周期性のある騒音(周期性騒音)を被制御音とし、これを打ち消す制御音を出力する制御音出力手段と、前記周期性騒音の周期を検出し、これに同期した信号である同期信号を生成する同期信号生成手段と、前記同期信号に同期し、かつ、その周期が前記同期信号の有する周期と所定の関係にある信号である基準信号を、少なくとも1以上生成する基準信号生成手段と、前記所定位置における音圧信号が最小になるように、前記制御音出力手段から出力される制御音の、振幅および位相の調整を行なう制御音調整信号を、前記基準信号、前記音圧信号、および、前記制御音出力手段と前記音圧検出手段の間の伝達関数を参照し、更新されていくフィルタ係数を用いて生成する処理を行なう適応フィルタ制御手段とを備え、該適応フィルタ制御手段は、前記基準信号生成手段が生成した基準信号に対して、基準信号の1/4周期(90度)ごとのタイミングで、フィルタ係数を切り換えながら、切り換えたフィルタ係数を用いて制御音調整信号を生成することを、基準信号ごとに行なうことを特徴とする能動形騒音制御装置。
IPC (5件):
G10K 11/178 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  G10K 15/00 ,  H03H 21/00
FI (5件):
G10K 11/16 H ,  B60R 11/02 B ,  F01N 1/00 A ,  H03H 21/00 ,  G10K 15/00 M
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 騒音キャンセル方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-291257   出願人:アルパイン株式会社, 本田技研工業株式会社

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