特許
J-GLOBAL ID:200903008841378705

エアゾール容器の間欠噴射用釦

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中尾 俊介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-151488
公開番号(公開出願番号):特開2000-335663
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 エアゾール容器の間欠噴射用釦において、内容物の漏れをなくし、噴射効率を高めるとともに、動作性を向上する。【解決手段】 シリンダ16内には、筒状の第1の弁17とそれに貫挿する第2の弁22とを設ける。第1の弁は、外周をシリンダ16の内周面に気密に接触する。第2の弁は、内側部分23と外側部分24とで構成する。内側部分は、後端側に、第1の弁17との間を開閉する弁部23aを有し、先端側に、棒部23bを有する。棒部23bの外周面には、長さ方向にのびる溝を複数設けてなる。他方、外側部分は、筒状で、先端に噴射口24aを有し、またそれに通ずる中心孔24bを有する。そして、その中心孔24bに棒部23bを挿入し、内側部分23と外側部分24との間に、前記溝で、噴射口24aへと通ずる吐出通路23cを複数形成する。
請求項(抜粋):
釦本体のシリンダ内に2つの弁を設けて圧力室を区画し、エアゾール容器のステムに取り付け、使用時は、前記釦本体を押して同ステムを押し込んだ状態で保持し、前記エアゾール容器内の内容物を該ステムから噴射して流入口から前記圧力室内に入れ、その圧力室内の圧力の上昇にともない前記2つの弁を移動して、それら2つの弁間に、噴射口に通ずる通路を開き、その通路を通して前記圧力室内の内容物を前記噴射口から噴射する一方、その噴射にともない前記圧力室内の圧力が低下すると、前記2つの弁を戻して前記通路を塞ぎ、内容物の噴射を中断し、その後前記圧力室内に内容物が入ってその圧力室内の圧力が再び上昇すると、再度前記通路を開いて前記噴射口から内容物を噴射し、噴射にともない前記圧力室内の圧力が低下すると、再び噴射を中断し、この繰り返しにより前記エアゾール容器内の内容物を前記噴射口から間欠噴射するエアゾール容器の間欠噴射用釦において、前記2つの弁を、外周を前記シリンダの内周面に気密に接触する筒状の第1の弁と、それに貫挿して外周をその第1の弁に気密に接触する第2の弁とし、その第2の弁を、前記第1の弁との間の通路を開閉する弁部を有する内側部分と、それに被せ、先端に設ける噴射口とそれに向けて絞り込む形状とする中心孔を有する外側部分とで構成し、それら内側部分と外側部分との間に前記通路から前記噴射口へと通ずる吐出通路を形成してなる、エアゾール容器の間欠噴射用釦。
IPC (2件):
B65D 83/46 ,  B05B 9/00
FI (2件):
B65D 83/14 C ,  B05B 9/00
Fターム (10件):
3E014PA01 ,  3E014PB01 ,  3E014PD01 ,  3E014PE09 ,  3E014PE17 ,  3E014PF10 ,  4F033AA01 ,  4F033RA02 ,  4F033RB05 ,  4F033RC15

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