特許
J-GLOBAL ID:200903008851927235

アルミニウムのろう付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅賀 一樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039528
公開番号(公開出願番号):特開平11-197826
出願日: 1998年01月14日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 アルミニウム部品のろう付のために、そのろう付される表面にろう付用金属粉末とフラックスとが、有機化合物のバインダーを介して付着されていることがある。このバインターはろう付の妨げとなるので、ろう付前にアルミニウム部品から除去されることが望ましい。【解決手段】 ろう付に先立って、アルミニウム部品を加熱室内で燃焼筒により加熱して、かかる有機化合物のバインダーをアルミニウム部品から加熱室内へ昇華、蒸発させ、この昇華、蒸発したバインダーを加熱室内の該燃焼筒中へ吸引して燃焼させ、加熱室内でのアルミニウム部品の加熱に再利用し、無害な廃ガスとして大気中に排出する。この加熱によって、アルミニウム部品はろう付に先立ってろう付に必要な予熱を受け得ることにもなる。
請求項(抜粋):
ろう付される部分の表面にろう付用金属粉末とフラックスを有機化合物のバインターを介して付着したアルミニウム又はアルミニウム合金の部品を熱処理してろう付するアルミニウムのろう付方法において、該アルミニウム部品を不活性ガスを雰囲気とする加熱室内で、ろう付に先だって、第1の筒と該加熱室に開口する第2の筒とを有し該加熱室内に設けられた燃焼筒によって加熱して上記バインダーをアルミニウム部品から昇華させ、加熱室内に昇華したこのバインダーを加熱室外に設けられ負圧が働く排気管とつながる上記燃焼筒の第2の筒中に吸引して燃焼させ、この燃焼したバインターの廃ガスを、第2の筒とつながる燃焼筒の第1の筒中へ加熱室外から送られ該第1の筒中で燃焼した燃料ガスの廃ガスと共に、上記した排気管から排出することを特徴とするアルミニウムのろう付方法。
IPC (5件):
B23K 1/19 ,  B23K 1/00 ,  B23K 1/008 ,  F27D 7/06 ,  F27D 17/00 104
FI (5件):
B23K 1/19 G ,  B23K 1/00 E ,  B23K 1/008 Z ,  F27D 7/06 Z ,  F27D 17/00 104 G

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