特許
J-GLOBAL ID:200903008852308423

冷凍冷蔵庫の除霜制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-138086
公開番号(公開出願番号):特開平9-318230
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 除霜ヒータ回路故障を誤診なく正確に自己診断し異常を表示すると共に、故障の修理が長時間なされなかった場合でも、蒸発器の霜付きを軽減し、蒸発器の霜詰まりを起こりにくくし、食品への悪影響を少なくすることを目的とする。【解決手段】 除霜時において、蒸発器温度Eが除霜が完了したとされる第1の所定温度E1より低く、かつ除霜タイマ27の計測値が除霜に必要とする所定時間Tjosoを越えた場合、強制終了手段28は除霜を強制的に終了し、そして、除霜強制終了が連続して所定回数Cijou発生し、かつ蒸発器温度Eが除霜が完了したとされる第1の所定温度E1よりも更に低い第2の所定温度E2にさえも到達しない時、除霜異常診断手段32は、除霜ヒータ回路故障と診断して、除霜異常を表示させる。
請求項(抜粋):
冷凍室内に設けられた庫内温度センサと、前記庫内温度センサにより冷凍室内の庫内温度を検出する庫内温度検出手段と、前記庫内温度検出手段により検出された庫内温度が冷凍室の設定温度を越えたかどうかを判定する庫内温度判定手段と、前記庫内温度判定手段の判定結果から冷凍サイクルのコンプレッサを制御するコンプレッサ制御手段と、前記庫内温度判定手段の判定結果から冷凍サイクルの蒸発器の冷気を冷凍室と冷蔵室の庫内に循環するファンを制御するファン制御手段と、前記コンプレッサの運転時間を積算する運動時間積算タイマと、前記運転時間積算タイマが所定時間を計測したとき除霜開始信号を出力すると共に運転時間積算タイマをリセットする除霜開始手段と、前記蒸発器に設けられた蒸発器温度センサと、前記蒸発器温度センサにより蒸発器の温度を検出する蒸発器温度検出手段と、前記蒸発器温度検出手段により検出された蒸発器温度が除霜が完了したとされる第1の所定温度を越えたかどうかを判定する蒸発器第1温度判定手段と、前記除霜開始手段の除霜開始信号を受けて前記コンプレッサ制御手段にコンプレッサ停止信号を出力し、かつ前記ファン制御手段にファン停止信号を出力すると共に前記蒸発器に付いた霜を溶かす除霜ヒータに通電開始し、前記蒸発器第1温度判定手段の除霜が完了したとされる第1の所定温度を越えたとの判定結果を受けて前記除霜ヒータへの通電を終了すると共に前記コンプレッサ制御手段にコンプレッサ始動信号を出力し、かつ前記ファン制御手段にファン始動信号を出力して除霜を完了する除霜制御手段と、前記除霜ヒータへの通電時間を計測する除霜タイマと、前記蒸発器第1温度判定手段の判定結果を受けて前記除霜タイマをリセットすると共に、前記蒸発器第1温度判定手段の判定結果を受ける前に前記除霜タイマが所定時間を計測したとき前記除霜制御手段に除霜強制終了信号を出力すると共に除霜タイマをリセットする強制終了手段と、前記蒸発器温度検出手段により検出された蒸発器温度が前記除霜が完了したとされる第1の所定温度よりも更に低い第2の所定温度を越えたかどうかを判定する蒸発器第2温度判定手段と、前記強制終了手段の除霜強制終了信号の発生回数を計数する強制終了カウンタと、前記蒸発器第1温度判定手段の判定結果を受けて前記強制終了カウンタをリセットすると共に、前記蒸発器第1温度判定手段の判定結果を受ける前に前記強制終了カウンタが所定回数を計数し、かつ前記蒸発器第2温度判定手段の判定結果を受けないときに除霜異常信号を出力する除霜異常診断手段と、前記除霜異常信号を受けて異常を表示する異常表示手段とを備えることを特徴とする冷凍冷蔵庫の除霜制御装置。
IPC (2件):
F25D 21/08 ,  F25D 21/06
FI (3件):
F25D 21/08 A ,  F25D 21/06 N ,  F25D 21/06 Z

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