特許
J-GLOBAL ID:200903008853753420

スイッチング電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226394
公開番号(公開出願番号):特開平6-062571
出願日: 1992年08月03日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】複雑なタイミング回路を要しないスイッチング・スナバー回路を持つスイッチング電源回路を提供することを目的とする。【構成】直流電圧源VINにスイッチング素子SWを介して一次巻線N1 が接続されたトランスTを持つスイッチング電源であって、スナバー回路は、トランスTの所定端子間に得られる定電圧により駆動されるトランジスタQ、そのエミッタに挿入された抵抗Rからなる定電流回路と電圧ノイズ吸収用のコンデンサCにより構成されている。電圧ノイズは、トランジスタQのベース・コレクタ接合を介してコンデンサCに吸収され、その充電電荷はトランジスタ回路を介してトランスTに回生され、回生電流が飽和することによりトランジスタQは自動的にオフする。
請求項(抜粋):
直流電圧源にオン,オフ制御されるスイッチング素子を介して接続されたトランス、このトランスの二次側に設けられた整流平滑手段、および前記スイッチング素子のターンオフ時に生じる電圧ノイズを吸収するスナバー回路を有するスイッチング電源回路において、前記スナバー回路は、前記トランスの余分なエネルギーを吸収するための一端が基準電位に設定されたコンデンサと、このコンデンサの他端にコレクタが接続され、エミッタが抵抗を介して前記トランスの一次側の所定端子に接続され、かつベースに前記スイッチング素子のターンオフ時に前記トランスの一次側に得られる一定電圧がバイアスとして与えられるように構成された定電流回路とを備え、前記コンデンサに蓄積されたエネルギーが前記バイポーラトランジスタを介して前記トランスに回生され、回生電流が飽和することにより前記バイポーラトランジスタが自動的にオフとなることを特徴とするスイッチング電源回路。

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