特許
J-GLOBAL ID:200903008862014207

攪拌機能付蓄熱器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-036833
公開番号(公開出願番号):特開平9-033185
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 蓄熱材としての塩水和物の相分離を防止して、蓄熱器の蓄熱密度を長期に渡って維持する。【解決手段】 蓄熱パイプ5には、過冷却を起こさない蓄熱材としての水酸化バリウム八水和物と蓄熱パイプ5内で移動自在な球が封入してあり、この蓄熱パイプ5を、冷却水入口パイプ8、冷却水出口パイプ7を備えている断熱容器39に隙間なく充填している。蓄熱パイプ5および断熱容器39を備えている攪拌機能付蓄熱器を振動させることにより、球が蓄熱パイプ5内で移動して蓄熱材を攪拌するので、水の分布が均一となり相分離を起こさない。
請求項(抜粋):
液相と固相との間を潜熱の吸収、放出を伴って可逆的に相転移し、過冷却を起こさない塩水和物からなる蓄熱材(9)と、前記蓄熱材(9)を内蔵し、熱伝導性材料で形成されている蓄熱容器(5)と、前記蓄熱材(9)を攪拌する攪拌手段(10)と、前記蓄熱容器(5)および前記蓄熱容器(5)との間で熱交換をする熱媒体を内蔵し、かつ外部環境との間の断熱を行う断熱手段(4)が備えられている断熱容器(39)と、前記断熱容器(39)に設けられ、前記熱媒体を前記断熱容器(39)に流入、流出させる流入手段(8)および流出手段(7)と、を備えていることを特徴とする攪拌機能付蓄熱器。
IPC (3件):
F28D 20/00 ,  B60H 1/22 ,  F24D 11/00
FI (3件):
F28D 20/00 E ,  B60H 1/22 Z ,  F24D 11/00 Z

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