特許
J-GLOBAL ID:200903008863441877

溶接歪み低減法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北西 務 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-300105
公開番号(公開出願番号):特開平8-132273
出願日: 1994年11月10日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 T型構造物の溶接において、被溶接部を傷つけることなしに溶接歪みを最小限に低減する溶接法に関するもので低コストで高能率な溶接を可能とすることを目的としている。【構成】 消耗電極溶接トーチ3,3′及び高周波誘導コイル10を固定し、T型構造物(平板材1、立板材2で形成)が移動する。溶接に先立ち、まず高周波誘導コイル10を用いて平板材1の裏面側を発熱させ、T型構造物を矢印8方向に移動させると、高周波誘導コイル10から遠ざかるにつれて平板材1の裏面の発熱した部分は冷却し高周波誘導コイル側へ平板材は“へ”の字に変形する。その後平板材の表面側は消耗電極溶接トーチ3,3′によりT型継手部の隅肉部を溶接されるため、今度は平板材表面側が加熱され、平板材は“逆へ”の字に変形しようとして両変形が相殺され平板材はフラットなパネルとなり溶接歪みの少ない溶接ができる。
請求項(抜粋):
平板材と立板材をT型に組み合わせ、T型構造物を形成する際におけるT型継手部の隅肉溶接において、前記平板材における隅肉溶接部の裏面側を隅肉溶接に先行して、高周波加熱により発熱させることを特徴とする溶接歪み低減法。
IPC (3件):
B23K 31/00 ,  B23K 9/02 ,  H05B 6/10 341
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-162978
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-162978

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