特許
J-GLOBAL ID:200903008868770992

温度ヒューズの製造方法並びにこれに用いる絶縁ケース封止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東山 喬彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310127
公開番号(公開出願番号):特開平9-129110
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 温度ヒューズの製造工程において絶縁ケースの両端開口部の封止作業を機械的に行い得るとともに、絶縁ケースの内側にも絶縁封止材を接着させ、またリード線の長手方向への接着長さをより増加することができる温度ヒューズの製造方法並びにこれに用いる絶縁ケース封止装置を提供する。【解決手段】 絶縁ケース3の両端の開口部4を絶縁封止材5で封止するにあたって、まず絶縁ケース3の開口部4付近のリード線2B上に絶縁封止材5を付着する。そして例えば絶縁ケース3を把持する把持アーム10Aと、この把持アーム10Aを振動させる振動機構10Bとを具えて成る絶縁ケース封止装置10を用いて、絶縁ケース3をヒューズ線2の長手方向に振動させながら絶縁封止材5の絶縁ケース3の両端の開口部4への固着を図ることを特徴とする。
請求項(抜粋):
一対のリード線間に可融合金を溶着してヒューズ線を形成し、このヒューズ線の可融合金を筒状の絶縁ケース内に位置させ両端開口部を絶縁封止材で封止して成る温度ヒューズを製造する方法において、前記絶縁ケースの両端開口部を絶縁封止材で封止するにあたっては、絶縁ケースの開口部付近のリード線上に絶縁封止材を付着し、ヒューズ線及び絶縁ケースのどちらか一方または双方をヒューズ線の長手方向に振動させながら絶縁封止材の固着を図ることを特徴とする温度ヒューズの製造方法。

前のページに戻る