特許

J-GLOBAL ID：200903008872338299

遮音パネル

発明者： 末藤 卓也 ,  奥平 有三 ,  山田 和喜男
出願人/特許権者： 松下電工株式会社
代理人 (1件)： 倉田 政彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-309484
公開番号（公開出願番号）：特開平5-143084
出願日： 1991年11月25日
公開日（公表日）： 1993年06月11日
要約：

【要約】【目的】アクティブ遮音パネルにおいて、パネルの振動を抑制するためのアクチュエータの非線形特性による遮音性能の低下を防止する。【構成】騒音源と被遮音環境との間に配置されたパネル5と、このパネル5を励振する非線形特性のアクチュエータ4と、前記アクチュエータ4を駆動するためのパワーアンプ3と、騒音源が発生する音を検知するマイクロホン1と、パネル5の振動状態を検知するピックアップ6と、マイクロホン1の出力を入力とし、ピックアップ6の出力を低減するようにアクチュエータ4の駆動信号を演算出力する演算回路2とから構成され、演算回路2はニューラルネットワークを含む。【効果】圧電素子のような薄型で軽量なアクチュエータを用いた場合にも、その非線形特性による遮音性能の低下がなく、優れた遮音性能が得られる。

請求項（抜粋）：

騒音源と被遮音環境との間に配置されたパネルと、このパネルを励振する非線形特性のアクチュエータと、前記アクチュエータを駆動するための駆動部と、騒音源が発生する音を検知する第1のセンサーと、パネルの振動状態を検知する第2のセンサーと、第1のセンサーの出力を入力とし、第2のセンサーの出力を低減するようにアクチュエータの駆動信号を演算する演算回路とから構成され、演算回路の全部又は一部をニューラルネットワークで構成したことを特徴とする遮音パネル。