特許
J-GLOBAL ID:200903008888321361

並列命令処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-290024
公開番号(公開出願番号):特開平9-134288
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 並列命令処理装置の回路規模を削減する。【解決手段】 命令メモリ21から読み出されて命令実行部251 のみで実行される単一命令と、命令実行部251 〜25n で同時実行される各命令実行部251 〜25n に固有の1つ又は複数のマイクロ命令列に展開されて実行される多重命令とが、命令メモリ21に記憶されたプログラムに基づいて実行される。多重命令実行においては、各命令実行部251 〜25n で同時に実行される固有の各マイクロ命令列の長さは任意なので、AND回路27において各命令実行部251 〜25n からの各実行完了信号S251 〜S25n の論理積をとることにより、多重命令実行完了信号S27が出力され、プログラムカウンタ29に送出される。プログラムカウンタ29から次の命令アドレスS29が命令メモリ21に出力され、次の命令実行が行われる。
請求項(抜粋):
1つの命令で1つの命令実行を行う単一命令を指示する単一命令指示コード又は1つの命令で複数の命令実行を行う多重命令を指示する多重命令指示コード及び命令実行のための命令コードを格納する命令メモリと、前記命令メモリに対して命令アドレスを送出して読み出す命令コードを指定するプログラムカウンタと、前記命令メモリから読み出した命令コードに基づいてマイクロ命令コードをそれぞれ出力する複数のマイクロ命令メモリと、前記命令メモリから読み出した命令コードが前記単一命令の時、該単一命令であることを判定して前記命令メモリから読み出した命令コードに対応する前記単一命令を実行して該単一命令の実行を終了した時に単一命令実行終了信号に活性を示し、前記命令メモリから読み出した命令コードが前記多重命令の時、該多重命令であることを判定して前記複数のマイクロ命令メモリのうちの1つのマイクロ命令メモリからのマイクロ命令コードに基づいて前記多重命令のうちの1つを実行する第1の命令実行部と、前記命令メモリから読み出した命令コードが前記多重命令の時、該多重命令であることを判定して前記各マイクロ命令メモリからの各マイクロ命令コードに基づいて前記多重命令を実行する複数の第2の命令実行部と、前記第1の命令実行部及び前記複数の第2の命令実行部の全てが前記多重命令の実行を終了した時、多重命令実行終了信号に活性を示す多重命令実行終了検出回路とを備え、前記プログラムカウンタは、前記単一命令実行終了信号又は前記多重命令実行終了信号が活性を示した時、現命令アドレスをインクリメントした次の命令アドレスを前記命令メモリへ送出する構成にしたことを特徴とする並列命令処理装置。

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