特許
J-GLOBAL ID:200903008893786321

通信制御装置および記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-031716
公開番号(公開出願番号):特開平11-234191
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 無線によるデータ通信途中に、電波の届かない通信障害地区を通過してデータ通信が中断されたとしても、その再開に際して、最初からデータ通信をやり直す必要のないようにする。【解決手段】 CPU2は、鉄道等の移動手段による移動に際して、現在位置データや地図情報等に基づいて、移動手段及び移動経路を判定し、通信障害地区のデータベースの中から、移動経路上に存在し現在の位置から最短で到達する通信障害地区の通信障害地区データを選択して、その到達所要時間を算出する。そして、CPU2は、無線によるデータ通信途中において、前記到達所要時間が所定時間以下である場合には、このときの通信状態を復元するのに必要な通信情報を記憶して、データ通信を中断するとともに、通信障害地区を通過してデータ通信が可能な状態となった場合には、前記通信情報を読み込んでデータ通信を再開し、中断する前の通信状態に復元するように制御する。
請求項(抜粋):
所定の移動手段による移動に際して、無線によるデータ通信が可能な通信制御装置であって、当該通信制御装置の現在の位置を現在位置データとして検出する位置検出手段と、電波の届かない通信障害地区の位置を通信障害地区データとして記憶する記憶手段と、前記移動手段が移動していく移動経路を判定する経路判定手段と、前記移動手段の移動速度を検知する速度検知手段と、前記記憶手段に記憶されている通信障害地区データの中から、前記移動経路上に存在し現在の位置から最短で到達する通信障害地区の通信障害地区データを選択する選択手段と、無線によるデータ通信途中において、前記選択手段により選択された前記通信障害地区データ、前記現在位置データ、及び前記移動速度に基づいて、前記通信障害地区への到達所要時間を算出し、該到達所要時間が所定時間以下である場合には、このときの通信状態を復元するのに必要な通信情報を記憶して、データ通信を中断するとともに、前記通信障害地区を通過してデータ通信が可能な状態となった場合には、前記通信情報を読み込んでデータ通信を再開し、中断する前の通信状態に復元する通信制御手段と、を備えたことを特徴とする通信制御装置。
IPC (3件):
H04B 7/26 ,  G06F 15/00 310 ,  H04Q 7/38
FI (4件):
H04B 7/26 S ,  G06F 15/00 310 Z ,  H04B 7/26 C ,  H04B 7/26 109 M
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 移動通信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-195763   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 無線交換システムの呼再確立方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-332683   出願人:日本電気株式会社, 日本電気通信システム株式会社
  • 呼の再接続方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-200233   出願人:日本電気株式会社
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