特許
J-GLOBAL ID:200903008894180320

はみ出しトラッキング機能を有するデジタイザ装置,デジタイザタブレット使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-239131
公開番号(公開出願番号):特開2000-099260
出願日: 1999年08月26日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 タスクバーなどのディスプレイ周縁部のポインティングを容易にする。早いストロークの場合の周縁部における尻切れを防止する。【解決手段】 デジタイザタブレットは、有効領域、及び、その有効領域に隣接する及びあるいはそれを囲んでいるボーダー領域を有する。ボーダー領域から得られた指示器の有効座標データ(例えば、X及びY方向のどちらか一方向に関する座標データ)は、あたかもその座標データがタブレットの有効領域の周縁上もしくはその付近で得られたかのように、対応するコンピューター及びあるいはディスプレイ画面に伝えられる。これによって、対応するディスプレイ画面の周縁上あるいはその付近に表示されるスクロール項目、メニュー項目、及びその他の選択領域を選ぶ為に使用者が利用することの出来るタブレット上の表面領域は効果的に拡大する。
請求項(抜粋):
X方向にほぼ平行に延びる複数の導線からなる第一のグループと,該X方向とは互いに垂直であるY方向にほぼ平行に延びる複数の導線からなる第二のグループとを有する書き込み用電子デジタイザタブレットと指示器座標情報を入力するために、前記デジタイザタブレット上あるいはその上方において使用者によって操作され,前記タブレットが対応するディスプレイ上に表示されるカーソルを動かしたり項目を選ぶ為にそれと組み合わせて使用されるように指示器座標情報を出力する指示器と前記タブレット内のプロセッサ装置とから構成されているデジタイザ装置であって,前記デジタイザタブレットは、有効領域の範囲を規定し,その有効領域では少なくとも数本の前記導線が前記X及びYそれぞれの方向において少なくとも第一の解像度あるいは精度で指示器座標を検出し,さらに、前記デジタイザタブレットは、前記有効領域の隣接部であるが外部に位置するボーダー領域を少なくとも一つ規定し,そのボーダー領域では前記X及びY方向の内少なくとも一方向における指示器座標が前記第一の解像度あるいは精度よりも低い解像度あるいは精度で検出し;そして、前記プロセッサ装置によって、前記ボーダー領域において検出された指示器座標がタブレットから出力され、その結果、前記ボーダー領域で検出された前記指示器座標はあたかも前記ボーダー領域から得られた前記指示器座標が前記指示器座標の検出された前記ボーダー領域内の一地点に最も近い前記有効領域の周縁上あるいは付近において検出されたかのように前記ディスプレイによって利用されることを特徴とするデジタイザ装置。
IPC (2件):
G06F 3/033 310 ,  G06F 3/03 325
FI (2件):
G06F 3/033 310 Y ,  G06F 3/03 325 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-040708
  • 情報処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-062984   出願人:インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション
  • 特開昭63-257821
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