特許
J-GLOBAL ID：200903008897546112
連続蒸解カンヘの改良されたチップ供給システム
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
中村 静男 (外2名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-502215
公開番号（公開出願番号）：特表平10-501856
出願日： 1995年05月23日
公開日（公表日）： 1998年02月17日
要約：
【要約】連続蒸解カン用のチップ輸送システムが提供され、この輸送システムは蒸解カンへのチップスラリー輸送速度が大きく、従来のチップ輸送システムよりも非常に安価であり、従来のシステムの高さの40〜50%しかないのが普通である。常圧の槽の底部にスラリーポンプを付け、このポンプでチップスラリーを従来の高圧フィーダーへ輸送するようにする。液をフィーダーから槽へ戻す循環ループには常圧レベルタンクおよび液冷却器が設けられる。この槽は、一次元縮小部とサイドレリーフを有する構造で、従来の円筒形のチップビンに代わって、このチップビンは一次元縮小部とサイドレリーフ付の遷移部を二箇所有している。また、このチップビンは、常圧でよいので、このビンと上記槽との間に低圧フィーダーは不必要である。別法としては、この槽を加圧し、一方には常圧のレベルタンクを設けることも可能で、その際高圧フィーダーは地面の上に直置きする。
請求項（抜粋）：
連続蒸解カンへ細砕セルロース繊維材のスラリーを輸送するシステムにおいて、 低圧入口、低圧出口、高圧入口、および高圧出口を備える高圧ロータリー輸送装置であって、蒸解カンへ細砕セルロース材を供給するために、該高圧出口が、連続蒸解カンへ運転上は接続されている高圧ロータリー輸送装置、 細砕セルロース繊維材のスラリーを保持し,頂部、底部、および前記底部近くの出口を備える実質的に常圧の槽、 前記槽の出口と前記輸送装置の低圧入口との間に接続されたスラリーポンプ、および、 前記輸送装置の低圧出口から前記槽へ液を戻す循環ループ、を備えることを特徴とする細砕セルロース繊維材スラリー輸送システム。
引用特許：
前のページに戻る
