特許
J-GLOBAL ID:200903008897680978

モータ内蔵タイプのパイプ駆動構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291291
公開番号(公開出願番号):特開平11-127556
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 構造を簡素化し、部品点数の減少、重量の低減、組付時の芯出しの容易性の確保、パイプ駆動の振動・騒音の低減、パイプ軸細長の設計の自由度の増大、外部部材に対する取付け、取外しの簡易化を図る。【解決手段】 外歯歯車116の揺動を揺動シャフト190を介して吸収し、自転成分のみを出力(第2軸)120で受ける。パイプ110はこの出力軸120と共に回転する。パイプ110の両端にはその片方152を軸方向にスライド自在とした取付軸150、152が設けられ外部部材140にワンタッチで固定する。モータMのフレーム203は取付軸150にそのモータ軸112をパイプ中央側に向けた状態で固定され、更に、内歯歯車118がこのフレーム203と一体化される。
請求項(抜粋):
パイプ内にモータと減速機とを備え、該モータの回転が減速機によって減速されてパイプに伝達される構造であって、前記減速機が、前記モータの回転を受ける第1軸と、該第1軸の外周に該第1軸に対して偏心揺動回転可能に組込まれた外歯歯車と、該外歯歯車と内接噛合する内歯歯車と、外歯歯車に該外歯歯車の偏心揺動成分を吸収可能に連結された第2軸と、を有する揺動内接噛合式の遊星歯車減速機とされた、モータ内蔵タイプのパイプ駆動構造において、前記パイプの両端部に配置された軸受と、該軸受を介してパイプと相対回転可能に保持されると共に、外部部材に回転不能に取付けられる一対の取付軸と、を備え、前記モータのフレームが、前記一対の取付軸のうちの一方に、該モータのモータ軸をパイプ中央側に向けた状態で保持され、前記減速機の第1軸がこの中央側に向けられたモータ軸と連結され、前記減速機の第2軸がパイプに相対回転不能に連結され、且つ、前記減速機の内歯歯車が前記一対の取付軸のうちの前記一方に連結されると共に、前記パイプに該パイプと相対回転可能に保持されたことを特徴とするモータ内蔵タイプのパイプ駆動構造。
IPC (2件):
H02K 7/116 ,  F16H 1/32
FI (2件):
H02K 7/116 ,  F16H 1/32 A

前のページに戻る