特許

J-GLOBAL ID：200903008898548780

TCP/IP通信中継装置およびTCP/IP通信の中継方法

発明者： 小野 知章 ,  川本 潔 ,  眞澤 史郎 ,  青江 英夫 ,  且 勇一朗
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 三品 岩男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-264048
公開番号（公開出願番号）：特開2003-078550
出願日： 2001年08月31日
公開日（公表日）： 2003年03月14日
要約：

【要約】【課題】TCP/IPを用いた通信システムにおいて、データ転送遅延によりスル-プットの低下を、TCP/IPの標準仕様を変更することなく防止する。【解決手段】下り中継部11の送信済No検出部112は、データ送信側Bより送られてくる送信データのシーケンス番号を検出する。上り中継部12のACK変更部123は、ACK解析部122で解析したACKの内容と、送信済みNo検出部112で検出した最新の送信データのシーケンス番号とに基づいて、データ受信側Aが要求するデータ量分の送信データを中継することができるように、当該ACKの内容を変更する。

請求項（抜粋）：

TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)に従った通信を中継するTCP/IP通信中継装置であって、データ送信側より順次送られてくる送信データを受信して、データ受信側へ中継する下り中継部と、前記データ受信側より定期的に送られてくる、前記送信データに対する確認応答メッセージを受信して、前記データ送信側へ中継する上り中継部と、を備え、前記下り中継部は、前記データ送信側より送られてくる前記送信データのシーケンス番号を検出する送信済みデータ番号検出手段を有し、前記上り中継部は、前記確認応答メッセージの内容を解析する確認応答解析手段と、前記送信済みデータ番号検出手段で検出した最新の前記送信データのシーケンス番号と、前記確認応答解析手段で解析した前記確認応答メッセージの内容とに基づいて、前記データ受信側が要求するデータ量分の前記送信データを中継することができるように、当該確認応答メッセージの内容を変更する確認応答変更手段と、を有することを特徴とするTCP/IP通信中継装置。

Fターム (3件)：

5K030JL01 ,  5K030JT09 ,  5K030LA02