特許
J-GLOBAL ID:200903008899394930

薄肉管への転造ねじ加工用中子治具及び転造ねじ加工方法並びにこの方法により加工された薄肉管と転造ローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 溝上 満好 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-325490
公開番号(公開出願番号):特開2002-126845
出願日: 2000年10月25日
公開日(公表日): 2002年05月08日
要約:
【要約】【課題】 薄肉ガス管や薄肉SUS管であっても、雄ねじの転造を可能とする。【解決手段】 管用雄ねじの加工時、薄肉管の管端に挿入する中子治具11である。所定の平行雄ねじ12bを外周に形成し、一方端にクラッチ12aを形成した中子12と、一方端から他方端に順に大径となる段差形成し、一方端側の小径部13aは中子12よりも長尺となし、他方端側の大径部13b外周にガイド部材13cを突設配置したシャフト13と、シャフト13の中子12への貫通端部に取付ける他方のクラッチ14と、シャフト13を嵌入可能に形成され、途中にガイド部材13cを嵌入する長孔15aを、一方端外周部にダイヘッドへの取り付け部15bを、他方端内周部にストッパー片15cを夫々設けた外筒15と、外筒15内のシャフト13とストッパー片15c間に介設される第1の付勢部材16と、中子12と他方のクラッチ14間に介設される第2の付勢部材17を備えている。
請求項(抜粋):
薄肉管の管端部に管用の雄ねじを転造加工する際に、薄肉管の前記管端内部に挿入する中子治具であって、前記雄ねじと同一ピッチでかつ谷の径d1 を前記雄ねじのねじ先端部における谷の径よりも小さくなすと共に、外径dを前記雄ねじのねじ先端部における外径よりも小さくした平行雄ねじを外周に形成し、かつ、一方端に一方のクラッチを形成した筒状の中子と、一方端から他方端に順に大径となるように段差形成され、一方端側の小径部は前記中子よりも長尺となされ、また、他方端側の大径部外周にはガイド部材を突設状に取り付けたシャフトと、このシャフトの段差部における大径部の端面が前記中子の他方端面に当接して一方端側の小径部が前記中子に貫通状に配置された時、その貫通端部に取り付けられる前記一方のクラッチに噛み合う他方のクラッチと、前記シャフトの大径部を嵌入可能な内径を有する筒状に形成され、途中部分には前記シャフトのガイド部材を嵌入する長孔を設け、一方端外周部には転造加工装置のダイヘッドへの取り付け部を、また、他方端内周部にはストッパー片を設けた外筒と、この外筒内における前記シャフトとストッパー片間に介設され、常時は前記シャフトを外筒の一方端側に付勢する第1の付勢部材と、前記中子と他方のクラッチ間に介設され、常時は前記中子と他方のクラッチを離反させるように付勢する第2の付勢部材を備えたことを特徴とする薄肉管への転造ねじ加工用中子治具。
IPC (2件):
B21H 3/00 ,  B21H 3/04
FI (2件):
B21H 3/00 A ,  B21H 3/04 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)

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