特許
J-GLOBAL ID:200903008901498187
プリプレグの製造方法およびその装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-151304
公開番号(公開出願番号):特開平10-000404
出願日: 1996年06月12日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】単糸同士が交絡していたり、撚りが残存している強化繊維束2であっても、さらにはサイジング剤が付与されている繊維束2であっても、十分に開繊できるプリプレグの製造方法およびその装置を提供する。【解決手段】複数本の単糸が引き揃えられてなる強化繊維束2を、複数本のローラ5a、5b上を所定角度に屈曲させながら通過させて開繊させる場合において、これら複数本のローラのうちの少なくとも1本を繊維束2の走行方向に対して交差する方向に振動させることにより前記繊維束を開繊し、次いで、前記振動ローラ直後に設けた振動させないローラ6a、6bに繊維束2を押し当てることにより開繊状態を維持する。さらには、加熱手段によってサイジング剤が軟化されるため、繊維束2の開繊性は向上する。
請求項(抜粋):
複数本の単糸が引き揃えられてなる繊維束を複数個のローラ上に所定角度に屈曲させるとともに、前記複数個のローラのうちの少なくとも1本を前記繊維束の走行方向に対して交差する方向に振動させつつ通過させることにより、前記繊維束を開繊させ、しかる後に合成樹脂を含浸させてプリプレグを製造する方法において、(A)前記振動させるローラの直後に位置するローラを振動させずにその周面に前記繊維束を押し当て、(B)次に該振動させないローラの周面に、前記繊維束を前記振動させるローラの周面に接触している繊維束の接触長の2倍以上の接触長さで接触させることにより前記繊維束の開繊状態を維持させることを特徴とするプリプレグの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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