特許
J-GLOBAL ID:200903008902786950

差動トランスの検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-241137
公開番号(公開出願番号):特開2000-058330
出願日: 1998年08月12日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】 検査用の交番磁界を印加したときの差動トランスの差動出力の変動量が製品毎に大きくばらつく場合でも、差動トランスを正確に検査できる検査装置を提供する。【解決手段】 差動トランス1の電源投入時の出力電圧をホールド回路22で保持した状態で、検査用交番磁界発生回路20の電源を投入して差動トランス1に検査用の交番磁界を印加する。その結果差動トランス1の出力電圧が正側に変動したときは、ホールド回路22の出力電圧と正側基準電圧回路24の出力電圧とを正側比較回路26で比較し、差動トランス1の出力電圧が負側に変動したときは、負側基準電圧回路25の出力電圧と負側比較回路27で比較し、合否判定する。検査用の交番磁界を印加する前後での差動出力の差を差動出力の極性に関係なく検出できるので、差動出力が不安定であっても差動トランス1の合否判断を確実に行うことができ、また差動トランス1の電源投入後に検査用の交番磁界を印加することにより、差動トランス1の差動出力の変化量を大きくして正確に合否判断できる。
請求項(抜粋):
発振器から出力される駆動電圧によって交番磁界を発生する1次コイルと、1次コイルによって生成される交番磁界に応じた2次電圧を各々発生する一対の2次コイルとを備え、外部からの磁気的影響に応じて両2次コイルの2次電圧間に生じる差電圧を出力する差動トランスの検査装置であって、前記差動トランスの少なくとも一方の2次コイルに検査用の交番磁界を印加する検査用交番磁界発生回路と、前記差動トランスの出力電圧を保持するホールド回路と、前記差動トランスの出力電圧が正のときの基準差電圧を出力する正側基準電圧回路と、前記差動トランスの出力電圧が負のときの基準差電圧を出力する負側基準電圧回路と、前記ホールド回路の出力電圧と前記正側基準電圧回路の出力電圧とを比較する正側比較回路と、前記ホールド回路の出力電圧と前記負側基準電圧回路の出力電圧とを比較する負側比較回路とを備え、前記正側比較回路及び前記負側比較回路による比較結果に基づいて、前記差動トランスの合否判定を行うことを特徴とする差動トランスの検査装置。
IPC (4件):
H01F 27/00 ,  G01B 7/00 ,  G01D 5/22 ,  H01F 30/00
FI (5件):
H01F 27/00 H ,  G01B 7/00 D ,  G01D 5/22 B ,  H01F 31/00 Z ,  H01F 31/00 L
Fターム (21件):
2F063AA02 ,  2F063BA21 ,  2F063BB05 ,  2F063BC03 ,  2F063BD15 ,  2F063CA02 ,  2F063DA01 ,  2F063DA04 ,  2F063DB04 ,  2F063DC08 ,  2F063DD02 ,  2F063GA13 ,  2F063LA05 ,  2F063LA11 ,  2F063LA23 ,  2F063LA29 ,  2F077AA02 ,  2F077FF03 ,  2F077FF24 ,  2F077FF39 ,  2F077UU07

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