特許
J-GLOBAL ID:200903008912655527

内燃機関用スパークプラグの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤木 三幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202097
公開番号(公開出願番号):特開平7-037676
出願日: 1993年07月23日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】 プラス極性及びマイナス極性が発生する同時点火システムに対応するべく、プラス極性においての放電電圧を低くし、併せて着火性及び電極消耗の少ないスパークプラグの接地電極を提供しようとするものである。【構成】 円柱状のニッケル或は内部に銅等の良熱伝導性金属を有するクラッド部材の先端を円錐部と共に径小直棒部にに加工した後、上記径小直棒部の先端面に貴金属部材を載置してレーザー溶接によって一体に接合し、更にプレス加工によって胴部を平角形状の接地電極部材として、この接地電極部材の一端を主体金具に接合し、L字形状に中心電極の側面部方向に屈曲させて、上記中心電極の側面部の放電部との間に火花放電間隙部を形成させることで、接地電極とすることができる。
請求項(抜粋):
中心電極と接地電極から構成される火花放電部において、上記中心電極の側面部と接地電極の片端面により火花放電間隙部を少なくとも1箇所以上形成すると共に、当該火花放電間隙部を形成する接地電極の片端面の面積を主体金具との接合部面積よりも小さくしてなる内燃機関用スパークプラグの接地電極を、(1).円柱状のニッケル部材或は良熱伝導性金属を内包するクラッド部材を所定寸法に切断し、片端部に前記ニッケル若しくはクラッド部材の胴部より径小である径小直棒部と、当該径小直棒部と胴部を連結する円錐部とを形成する工程と、(2).前記径小直棒部の先端面に前記円板或は円柱状貴金属部材が覆うように載置される工程と、(3).前記貴金属部材を前記ニッケル或はクラッド部材の長手軸方向に押圧しながら、前記貴金属部材と径小直棒部との境界面に対し、当該境界面の水平方向からレーザーを照射し、前記境界面のほぼ全周、若しくは全周にわたって溶融凝固合金部を形成して両部材を接合する工程と、(4).前記ニッケル或はクラッド部材の胴部をプレスして、平角状の接地電極形状とし、当該接地電極部材の貴金属に接合されていない片端面と主体金具とを接合し、中心電極側面部と火花間隙を有するように、前記平角状の接地電極部材をL字形状に成形する工程によって製造してなる内燃機関用スパークプラグの製造方法。
IPC (2件):
H01T 13/32 ,  H01T 13/20

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