特許
J-GLOBAL ID:200903008913732924

磁場発生装置及び磁気分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-049675
公開番号(公開出願番号):特開平8-250322
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 磁気分離用超電導コイルの運転コストを低減できる永久電流モード運転を実現させる方法を提供する。【構成】 永久電流モード運転の超電導コイル10と、超電導コイル10の内側に配置した消磁用コイルの2個の要素コイル12,13を組み合わせて磁気フィルタ15,17の周囲に配置する。消磁用コイルの2個の要素コイル12,13は互いに逆向きに巻いて磁気フィルタ15,17の位置に逆方向の磁場を発生させることで、超電導コイル10に鎖交する全磁束を変化させない構成とする。磁気分離装置の定常運転は超電導コイル10の永久電流モード運転のみで磁場を発生し、磁気フィルタの洗浄時のみ消磁用コイルを励磁し、励磁電流を逆に流すことで2つの磁気フィルタ15,17の位置の磁場を順番にゼロにして、磁気フィルタの洗浄を行う。
請求項(抜粋):
永久電流モードで運転される超電導コイルからなるメインコイルと、消磁用コイルとを含み、作業空間の磁場強度を変化させる機能を有する磁場発生装置において、前記メインコイルと消磁用コイルは相互インダクタンスを無視しうるような位置関係に配置されており、作業空間の磁場強度を低下させるときは前記メインコイルが作業空間に発生している磁場を打ち消すように前記消磁用コイルを励磁することを特徴とする磁場発生装置。

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