特許
J-GLOBAL ID:200903008913855163

画素欠陥補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-155185
公開番号(公開出願番号):特開平7-336605
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 CCD等の固体撮像素子の欠陥画素の信号を補正し、良好な画像を出力する画素欠陥補正装置を実現すること。【構成】 製造過程で生じた画素欠陥のある固体撮像素子1に対して、欠陥位置をアドレスとして記憶する欠陥画素アドレス用メモリ8を用意する。固体撮像素子1の出力をA/D変換器2を介して走査線メモリ3に入力し、隣接走査ラインの画素信号を記憶する。つぎにフィルタ回路4では、注目画素に対してその近傍画素素群の信号から特定のアルゴリズムに従って補正値を演算する。固体撮像素子1の駆動アドレスが欠陥画素アドレス用メモリ8のアドレスと一致したとき、フィルタ回路4の画素信号を用いると、画素値選択器5から欠陥のない場合の画素信号と同等に補正された信号が得られる。
請求項(抜粋):
固体撮像素子と、前記固体撮像素子の各画素のアドレスを出力するアドレスデコーダと、前記固体撮像素子の欠陥画素の位置を記憶し、前記アドレスデコーダからのアドレス入力により記憶データが読み出される欠陥画素アドレス用メモリと、前記固体撮像素子から出力される画素信号をアナログ-デジタル変換するA/D変換器と、前記A/D変換器を介して入力され、前記固体撮像素子の複数走査線から得られる画素信号を一時的に保持し、注目画素及び注目画素の周囲に2次元的に近接する近傍画素群の画素信号を同時に出力する走査線メモリと、前記走査線メモリの画素信号出力に基づいて注目画素の画素信号を生成するフィルタ回路と、前記フィルタ回路より出力される注目画素の補正画素信号と前記走査線メモリより出力される注目画素の画素信号の一方とを、前記欠陥画素アドレス用メモリのデータに基づいて選択する画素値選択器と、を具備することを特徴とする画素欠陥補正装置。

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