特許
J-GLOBAL ID:200903008913953181

所定信号成分除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-031452
公開番号(公開出願番号):特開平10-224899
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】各チャンネルのボーカル成分が一致していない場合にはチャンネルのボーカル成分を除去することができない。【解決手段】 第1差成分信号の自乗平均値を最小とするように、各チャンネルの音響信号に適応フィルタ処理を施す第1適応フィルタ11Aと、このフィルタの出力信号と音響合成信号とで第1差成分信号を得る第1減算器12Aと、各チャンネルの音響信号から除去対象成分が含まれる信号を抽出する第1BPF13Aと、音響合成信号から除去対象成分が含まれる成分を抽出する第2BPF14Aと、第2差成分信号の自乗平均値が最小となるように、第1BPFの出力に適応フィルタ処理を施す第2適応フィルタ15Aと、このフィルタの出力と第2BPFの出力とで第2差成分信号を得る第2減算器16Aと、第1差成分信号と第2差成分信号とで第3差成分信号を得る第3減算器18Aとを有する。
請求項(抜粋):
2チャンネルの主成分及び副成分を含む音響信号を合成して音響合成信号を生成する音響合成手段と、各チャンネルの音響信号に適応フィルタ処理を施して第1音響適応処理信号を生成する第1適応フィルタ手段と、前記音響合成信号と第1音響適応処理信号とで第1差成分信号を得る第1演算手段と、この第1差成分信号の自乗平均値を最小にするように、第1適応フィルタ手段を制御する第1フィルタ制御手段と、各チャンネルの音響信号から除去対象成分が含まれる周波数帯域の信号成分を抽出する第1帯域フィルタ手段と、前記音響合成信号から除去対象成分が含まれる周波数帯域の信号成分を抽出する第2帯域フィルタ手段と、前記第1帯域フィルタ手段の出力信号に適応フィルタ処理を施して第2音響適応処理信号を得る第2適応フィルタ手段と、前記第2帯域フィルタ手段の出力信号と第2音響適応処理信号とで第2差成分信号を得る第2演算手段と、この第2差成分信号の自乗平均値を最小にするように、第2適応フィルタ手段を制御する第2フィルタ制御手段と、前記第1差成分信号と第2差成分信号とで第3差成分信号を得る第3演算手段と、この第3差成分信号に基づいてチャンネル出力信号を生成する出力信号生成手段とを有することを特徴とする所定信号成分除去装置。
IPC (4件):
H04S 1/00 ,  G10K 15/04 302 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 21/00
FI (4件):
H04S 1/00 F ,  G10K 15/04 302 D ,  H03H 17/02 601 G ,  H03H 21/00

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