特許
J-GLOBAL ID:200903008915316170

積符号誤り訂正装置および訂正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-280991
公開番号(公開出願番号):特開2000-113607
出願日: 1998年10月02日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【課題】復号対象となるデータブロックが複数のデータセクタから構成され、各データセクタに誤り検出符号を付加した構成をとる積符号に関しての誤り訂正装置において、誤り検出符号を効率的に使用することで、空消失または消失登録もれの発生を抑え、高確度な消失フラグを生成して、誤り訂正の精度を向上させることを目的とする。【解決手段】セクタ単位での誤り訂正と並行して、第1系列の誤り検出符号を用いた誤り検出を行い、検出結果を消失フラグに反映する。例えば、第1方向の訂正時に生成された消失フラグに対し、誤り検出符号によるセクタの誤り検出結果により誤りなしと判定された場合、このセクタの消失フラグをリセットする。また、セクタ内に消失フラグが発生していない場合においても、誤り検出処理で誤りありと判定されたセクタに対しては、セクタ内で訂正個数が最大であった第1方向の符号語を消失登録する。これにより、誤訂正を早期に検出することができ、消失フラグの信頼性を向上することができる。
請求項(抜粋):
復号対象となるデータブロックが複数のデータセクタから構成され、各データセクタに誤り検出符号を付加した構成をとる積符号に関しての誤り訂正装置であって、前記構成をとる積符号を格納するための記憶手段と、積符号の第1方向および第2方向の誤り訂正を行う誤り訂正手段と、誤り訂正結果を符号語単位で消失フラグとして生成するフラグ生成手段と、前記第1方向のデータブロック分の誤り訂正結果を示す全消失フラグを格納するフラグ格納手段と、前記第1方向の誤り訂正の完了したデータセクタに対し前記誤り検出符号を用いてデータセクタの誤り検出を行う誤り検出手段と、前記誤り検出結果を参照して前記誤り訂正結果を示す消失フラグを修正するフラグ修正手段とを備え、積符号の第1方向に対して誤り訂正を行い、第1方向の訂正完了したデータセクタに対し前記誤り検出符号を用いた誤り検出処理を行い、得られた検出結果を用いて第1方向の符号語の誤り訂正結果を示す消失フラグを修正し、修正された消失フラグを用いて第2方向の誤り訂正処理を行うことを特徴とする誤り訂正装置。
IPC (3件):
G11B 20/18 536 ,  G11B 20/18 542 ,  H03M 13/00
FI (3件):
G11B 20/18 536 E ,  G11B 20/18 542 A ,  H03M 13/00
Fターム (8件):
5J065AA03 ,  5J065AB01 ,  5J065AC03 ,  5J065AD02 ,  5J065AD03 ,  5J065AE06 ,  5J065AG02 ,  5J065AH06

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